ドイツ警察が、ヒメコンドルを、
警察犬ならぬ「警察鳥」として、
訓練しているそうです。
鳥類は通常、視覚に頼ってエサを探しますが、
コンドルは地上1000メートルからでも
腐敗した遺体のにおいを嗅ぎつけるのだそうです。
視界がきかない森林や地中に遺体があっても、
難なく発見できます。
また、警察犬と違い、こまめに休憩を取らなくても
活動でき、捜索域もずっと拡大できます。
将来的には、このコンドル「シャーロック」の
体にGPS(衛星利用測位システム)装置を取り付け、
辺境地域で行方不明になった人たちの遺体を
探す手伝いをしてもらう計画だということです。
野生のコンドルは、餌を探して日に250kmも
移動する事があるそうです。
常時食物が得られるとは限らず、
しばしば何も食べずに数日過ごす事もあります。
一方、食べる時には2-3kg位をガツガツと詰め込み、
まれに体重が重くなりすぎ飛び立てなくなる事も
あるのだとか・・・・・。( ̄0 ̄)/
コンドルは、ボリビア、チリ、コロンビアおよび
エクアドルの国鳥であり、
南米の神話やフォルクローレの中で重要な役割を
はたしています。
また、インカ帝国最後の皇帝の死後、
コンドルに生まれ変わったという伝説もあります。
コンドルは飛んで行く・サイモン&ガーファンクル
↓(注意:音が鳴ります)