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このページは、店長が2010年5月11日 21:30に書いたブログ記事です。

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人毛醤油

2010年5月11日 21:30 | 店長 | カテゴリ:世界の出来事
 海洋石油掘削基地の爆発事故で
 メキシコ湾から海岸線に押し寄せる
 原油の除去作業に、
 切った髪の毛やペットの毛などが使用されています。

 米NGO団体の呼びかけに
 フランス、英国、スペイン、ブラジル、オーストラリア、
 カナダ、米国の人たちが協力を申し出たそうで

 37万軒の美容室、10万軒のペットサロン、
 そしてアルパカや羊を育てる農家からも
 同団体に、1日20万キロ以上の毛が
 送られてきているそうです。

 もともとのアイデアは、アラバマ州の美容師で、
 
 サロンの床から集めた髪の毛を持って家に帰り、
 ストッキングにそれを詰め、プールに油を流して
 汚れを毛髪入りのストッキングで吸収してみると、
 1分半ほどで水はすっかりきれいになり、
 油が全部ストッキングに染みこんでいたということです。

 髪の毛や動物の毛は、
 通常の場合、重量の約6倍の原油を吸い取ることが
 出来るそうです。
 
 
 人毛の活用法として驚いたのは、
 以前、中国の粗悪食品として話題にもなった
 人毛を化学的処理をしアミノ酸溶液にして
 醤油の材料とする、人毛醤油(じんもうじょうゆ)です。

 それも、秘密裏に日本などの外国へ輸出されていたそうです。

 日本国内では、昭和初期に大門一夫氏により
 毛髪の研究の一環として、
 人間の廃毛髪を原料とした醤油の研究が行われました。

 醤油に良く似たものが出来たそうですが、
 コスト的に商業レベルの実用には耐えない物であったため
 広まることは無かったのだとか。

 2004年1月、中国のテレビで不潔な人毛を含む
 醤油のことを暴露する番組「毛髪水醤油」が放送されました。

 人毛は国内の美容院や理容店、病院から集められましたが、
 収集した頭髪には、使用済みのコンドームや、
 使い古した病院綿、使用済みの生理用品、
 使い古した注射器などが混入していたそうです。

 その後、中国政府は人毛を使って醤油を作ることを
 禁止しました。

 そもそも人毛は、水銀やヒ素などの含有量が大きく、
 原料とされた頭髪は染色されているものが含まれていて
 きわめて不衛生でした。

 そのため、発癌やてんかんを引き起こす怖れのある
 有害物質をも含んでいたと言うことです。

 中国の商品に信用がないのは、
 こういう事の積み重ねなのですね。
 
  

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