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日本人はお薬好き

2017年6月 6日 23:15 | 店長 | カテゴリ:ひょうたん水カテゴリ:健康カテゴリ:薬・ワクチン
「チュージング・ワイズリー(賢い選択)」
 というキャンペーンは、
 2012年に米国内科専門医認定機構財団が
 「不要かもしれない過剰な検診や、
 無駄であるばかりか有害な医療を
 啓発していこう」
 と呼びかけたものです。
 
 日本でも 2016年に
 「チュージング・ワイズリー・ジャパン」が
 発足しています。

 このようなキャンペーンの中心は、
 医療に携わる医師たちです。

 医療を受ける側の私たちには
 「たくさん検査してもらうと安心」
 「薬は処方されて当たり前」という
 意識が根強いのではないでしょうか。

 小児科専門医の鳥海佳代子医師
 (とりうみ小児科院長)は、
 受診した子どもの母親に
 
 「今の状態なら抗生剤なしで
 様子を見たほうがいいんですよ」と
 理由を含めて説明するそうですが、
 納得してもらうまで時間がかかることも
 多いと言うことです。

 賢い選択をするためには、
 患者側も当たり前と思っていた
 医療や制度を見直す必要が
 あるかもしれません。


 日本の場合は、患者が医療機関を
 受診したときに受けた診療行為の
 点数を足していき、合計点数に応じて
 報酬が医療機関に支払われる
 「出来高払い制」です。
 
 医療機関は検査をすればするほど、
 薬を処方すれば処方するほどもうかる
 という仕組みになっていて、
 過剰医療を生み出していると言われています。

 また、患者が負担する診療報酬は3割か1割
 (後期高齢者が1割)です。
 
 ある理学療法士によると、
 アメリカでは自宅で熱心に
 リハビリに取り組む人が多いのに、
 日本人は自分でリハビリを行わず、
 痛みもこりも医療機関で治療を受けて
 治してもらうという、
 受け身の姿勢なのだそうです。
 
 自己負担が少ない分、
 自分で治そうという真剣さが
 足りないと嘆いていたそうです。

 「そうですね、日本人はとても恵まれていて、
 医療行為を受けることが
 当然になっているんですね。
 国民皆保険制度はすばらしいシステムですが、
 このために、いつの間にか日本人は
 『お薬好き』になってしまった
 一面もあると思います」
 と鳥海医師は語ります。