ピザに不可欠なモッツァレラチーズが、 イタリア北部のスーパーなどで開封後、 空気に触れると本来の乳白色が 青く変色する事例が相次ぎました。 そのため、約7万個を押収し調査を開始しました。 微生物による作用で変質したとの説がありますが 詳しい原因は不明です。 体調を崩したなどの報告はないものの、 消費者の間に不安が広がっています。 製品はドイツ産で、イタリア北部で販売されました。 モッツァレラチーズをめぐっては 2008年にダイオキシンに汚染されていた ことが分かり、日本、韓国、中国などが 輸入禁止などの措置を取る騒ぎがありました モッツァレラチーズ↓(注意:音が鳴ります)
モッツァレッラチーズは、 くせの無い味わいで、独特の弾力ある歯ごたえが特徴です。 モッツァレッラという名前は、その製法にちなみ、 「引きちぎる」を意味するイタリア語「mozzare」に 由来するとされています。 また、硬い表面が無いため、「シャツを着ない」を意味する 「scamozzata」を語源とする説もあります。 本来の原料は水牛の乳ですが、 牛乳で代用したものもあります。 一般に、水牛の乳を原料とするものの方が良質とさます。 また、乳牛よりも水牛の方が飼育が難しく、 乳の量も少ないため、希少価値から 水牛の乳を原料とするものの方が値段が高いです。 チーズの種類は、 ・フレッシュタイプ(モッツァレッラ、クリームチーズなど) ・白カビタイプ、(カマンベール、ブリア・サヴァラン など) ・青カビタイプ、(ババリアブルー、ブルーデコースなど) ・ウォッシュタイプ、(リヴァロ、マンステルなど) ・シェーブルタイプ(ヴァランセ、サントゥモールなど) ・セミハードタイプ(ゴーダ、マンゼルバベットなど) ・ハードタイプ(チェダー、ミモレットなど) ・プロセスチーズ(ナチュラルチーズを加工したもの) と、様々です。 プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱し、 加工したものです。スーパーなどで手軽に購入できます。 ナチュラルチーズに含まれていた乳酸菌や カビなどは加熱時点で死んでしまいますので、 チーズ特有の熟成というものがなく、 味が一定で保存性に優れています。 ナチュラルチーズは「生きて」いますので、 お店で買ってからもどんどん熟成が進み、 時間が経つごとにその外観や味、 においなどに変化が出てきます。 保存方法や、食べ頃など専門店などで確認して 美味しく頂きましょう。