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このページは、店長が2011年5月31日 13:41に書いたブログ記事です。

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腸管出血性大腸菌

2011年5月31日 13:41 | 店長 | カテゴリ:世界の出来事カテゴリ:健康
 ドイツで腸管出血性大腸菌「O104」の
 感染が拡大し、計10人が死亡した問題で、
 隣国のオーストリアとチェコの一部小売店で
 キュウリやトマトなど感染源とみられる
 スペイン産野菜の撤去作業を始めました。

 オーストリアでは、同国を訪れた
 ドイツ人旅行者が感染していたことが
 既に確認されています。
 チェコ国内での感染例の有無は不明です。

 腸管出血性大腸菌の感染は今月、
 ドイツで急拡大しました。

 欧州メディアなどによると、
 スウェーデンやデンマーク、英国、
 フランスでも感染の報告があり、
 欧州連合(EU)は被害拡大を警戒しています。

 
  
 O104感染拡大
  
 腸管出血性大腸菌とは、ベロ毒素 、または志賀毒素と
 呼ばれている毒素を産生する大腸菌です。

 日本の焼き肉チェーン店の集団食中毒事件で
 検出されたのは、O111でしたが、
 この菌の代表的な血清型別には、O157があります。
 

 1982年アメリカのオレゴン州やミシガン州などで
 ハンバーガーが原因食と推定される食中毒から
 O157が初めて検出されました。

 1993年には、アメリカのシアトル周辺で
 大規模なハンバーガー食中毒事件も発生しました。
 その後北米、欧州、オーストラリアなどでも
 集団発生が相次いで発生しています。

 日本では、1990年に埼玉県浦和市の幼稚園にて
 井戸水が原因とされる食中毒が発生し、
 園児2名が死亡しました。

 1996年に大阪府堺市においては、小学校の学校給食で
 提供された食品がO157に汚染されていた事により、
 10,000人を超える集団発生で、堺市で小学生3名、
 岡山県で小学生2名が死亡しました。

 1997年以降は、毎年千数百人の患者が
 発生しています。

 腸管出血性大腸菌による感染は、
 べロ毒素産生性の腸管出血性大腸菌で汚染された
 食物などを経口摂取することによっておこる
 腸管感染が主体です。

 
 強毒性が有り、二次感染が起きやすいので
 注意が必要です。

 
 症状としては、軽度の下痢・激しい腹痛・
 頻回の水様便・著しい血便、などとともに
 重篤な合併症を起こし死に至るものまで、様々です。

 
 感染の機会のあった者の約半数は感染から3~5日
 の潜伏期の後に激しい腹痛をともなう頻回の
 水様便となり、発症の翌日ぐらいに
 血便(出血性大腸炎)となります。

 
 有症者の6-7%は、溶血性尿毒症症候群や
 脳症などの重篤な合併症が発症し、
 溶血性尿毒症症候群を発症した患者の
 致死率は1~5%とされています。

 食中毒予防の三原則は、
 食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」です。

 生鮮食品は新鮮な物を購入し、
 持ち帰ったら、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に
 入れましょう。

 生の肉、魚、卵を取り扱った後には、手を洗い、
 まな板や布巾、スポンジなどもよく洗い
 煮沸や消毒をし、よく乾燥しておくとが大切です
 

 腸管出血性大腸菌は75℃で1分間以上の加熱で
 死滅するそうです。

 これからの季節、特に用心しましょう。


 食中毒予防のポイント↓(注意:音が鳴ります)
 http://www.youtube.com/watch?v=TI03jn2ElbU&feature=related  



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