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このページは、店長が2011年8月23日 15:07に書いたブログ記事です。

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殺虫剤の危険性

2011年8月23日 15:07 | 店長 | カテゴリ:世界の出来事カテゴリ:健康カテゴリ:生活
 世界保健機関(WHO)がアフリカで
 マラリア対策として配布している
 殺虫剤を練り込んだ蚊帳に、
 かえって局地的なマラリアの再流行をもたらす
 恐れがあるとの研究結果が、18日
 英医学誌の感染症専門誌に発表されました。

 セネガルの首都ダカールにある仏研究機関
 の現地研究施設では、殺虫剤処理された蚊帳を
 2008年に導入した同国中部の村ディエルモで、
 蚊帳の効果を調査しました。

 医師らの研究チームは、蚊帳導入の1年半前
 から4年間、村の住民500人以上に健康診断を
 実施してマラリアの罹患者数を調べると同時に、
 蚊の個体数を調査しました。

 すると罹患者数は、蚊帳を導入した
 08年8月~10年8月までは導入前の8%未満にまで
 劇的に減少しましたが、
 10年9月~12月の間に急増し、
 導入前の84%になったことが分かりました。


 一方、マラリア原虫を媒介する
 ハマダラ蚊の中で、蚊帳に使われている
 殺虫剤合成ピレスロイドへの耐性を持つタイプの
 占める割合が、07年の8%から10年末までに48%へと
 急激に増えていることが確認されました。

 
 
 WHOでは、アフリカ内のマラリア罹患による
 死亡者数が2006年度に80万人で、
 内85%の約68万人は5歳以下の子ども達と
 発表しています。
 この数はアフリカの全人口92,500万人に対し
 0.07%に当たります。

 
 他方、罹患者数は21,200万人のため
 死者80万人の比率は0.38%です。
 つまり、これらの数字が間違いないのであれば
 99.62%の罹患者は死亡していないことになります。


 アフリカでは、死亡原因の診断が明確に出来ないケースが多く、
 マラリアではなく、栄養失調や衛生環境による病気など
 様々な要因も考えられます。


 ですから、国連のマラリア撲滅運動に対する
 過剰なキャンペーンに疑問を感じる方も
 いるのではないでしょうか。


 マラリアは、住民達にとって日本人の風邪に罹る
 感覚に似ており、命に関わる病気ではないとの認識が
 あるそうです。

 数年前、住友化学がマラリア予防用に開発した農薬蚊帳を
 日本政府のODA(政府開発援助)により、
 アフリカで大量配布し、その農薬の危険性について
 問題になったことがありました。

 使用農薬には発癌性や子どもの脳機能への発達障害も
 疑われていています。

 アフリカの農家では、蚊帳に練りこまれた農薬
 関する知識は全くないため、
 夜間、蚊帳の中で過ごす裸の子どもたちが
 蚊帳の裾に体を巻きつけたり、
 中には裾を口に入れてしゃぶることが予想されます。

 
 マラリアよりも危険なものを与えられ、
 知らず知らずに、体調を崩していく人々が
 増えて行くのではないかと言う疑問は
 拭いきれません。

 
 ★☆ちょっと一言 ☆★ 

 合成防虫剤の危険性は、
 私達の生活の中にもあります。

 衣類の殺虫剤はナフタリンや、ミセスロイド、
 ムシューダなどの商品は、テレビの宣伝も
 印象的で、過去に使用したことがある方も
 いらっしゃると思います。

 これらの、殺虫剤の成分が引き起こす毒性として、
 頭痛、めまい、全身のだるさ、眼・鼻・のど・の刺激、
 腎炎などがあります。
 
 また、白内障を起こすおそれや発ガン性が
 疑われるものもあります。

 また、無臭だと言う事で、スプレータイプの
 殺虫剤を使いすぎて、体調を崩すされる方も
 あるようです。

 私も虫が苦手ですが、タンスには樟脳を使用して
 蚊の多いところでは、暑くても出来るだけ長袖を
 着るようにしています。

 また、刺されたら、「ひょうたん水」をつけて、
 市販のステロイド系の塗り薬は
 使用しないようにしています。


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