台湾中部の彰化県県立体育館で18日、
18歳未満の子ども4645人が一斉に
バイオリンを演奏し、
同時に大勢でヴァイオリンを演奏する
ギネス世界記録を86年ぶりに更新しました。
これまでの記録は1925年にロンドンで樹立された
4000人だったそうです。
子供たちは、3曲をヴァイオリン演奏し、
連続5分間の合奏要求をクリアした後、
ギネス世界記録のガレス鑑定官が、
ギネス世界記録の獲得を発表しました。
参加した児童・生徒には、全員一枚ずつ
ギネス世界記録挑戦成功証書が授与されました。
彰化県はヴァイオリン教育に力を入れていて、
県内172の学校に五千数百丁のヴァイオリンが
置かれているそうです。
ヴァイオリンが世に登場してきたのは
16世紀初頭と考えられています。
現存する最古の楽器は16世紀後半のものですが、
それ以前にも北イタリアをはじめ
ヨーロッパ各地の絵画や文献で
ヴァイオリンが描写されています。
レオナルド・ダ・ヴィンチの手による、
ヴァイオリンに似た楽器の設計図が残存しています。
17~18世紀には、ストラディヴァリ一族、
グァルネリ一族など著名な製作者が続出しました。
特に卓越していたのが
アントニオ・ストラディヴァリと
バルトロメオ・ジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェス
だそうで、彼らを超える名器はいまだに
生まれていないそうです。
ストラディバリが製作したヴァイオリンは、
約1,200挺あるといわれ、約600挺の存在が
確認されています。
またヴィオラやチェロを約50挺製作しており、
いずれも弦楽器の代表的な名器として知られています。
ストラディヴァリ
★☆ちょっと一言 ☆★
日本人もストラディヴァリを所有している人が
多くいます。
よくTVに出ている、高嶋ちさ子さんもその一人です。
2004年に、1736年製ストラディヴァリウス
「ルーシー(Roussy)」を入手しています。
楽器が良くても、演奏者が弾きこなせなくては
楽器の良さも引き立たないと言われています。
ひょうたん水も、ひょうたんしゃんぷぅも
使いこなすほど、馴染んで、その良さを
感じていただけると思います。
是非、使い続けて下さい。