オランダ東部の町エンテルで前週、
大通りに展示されていた巨大な木靴が盗難にあいました。
現場に証拠は残されておらず、警察当局は
事件の詳細を調査中だということです。
1本の木を彫って作られる木靴は現在も実際に
使用されており、チーズやチューリップ、
風車と並ぶオランダの風物詩です。
盗まれた木靴は長さ4メートル・
高さ約2メートル・重さ約2トンで、
オランダのシンボルとして最大のものだそうです。
可愛らしい丸みのある「木靴」は、
白木をくり抜いて作ったシンプルなもので、
色を塗ったり、特別な模様をあしらって作られています。
なかでも無垢木の表情をそのまま使った
シンプルな木靴は、オランダでは現在も
ガーデニング用に利用されています。
湿めった土や砂を多く含んだオランダの土地には、
木靴が適しているからです。
木の断熱効果で、寒い冬でもあたたかい履物として
重宝されています。
土産店では飾り物用の小さな木靴もあります。
木靴↓
http://www.souvenirsandclogs.com/clogs-and-wooden-shoes/wooden-shoes-childrens-sizes/carved-in-wooden-shoes.html
「木靴=オランダ」という固定観念がありますが、
イタリアでも木靴を履いていたようです。
1978年のカンヌ映画祭でグランプリに輝いた
『木靴の樹』というイタリア映画があります。
貧しい農家の父親が息子に木靴を作ってやるために、
領主に禁じられていた街路樹のポプラを伐採する
お話です。
この映画の舞台である19世紀末のイタリア北部でも
ポプラの木靴を履いていたということです。
「木靴の樹」
★☆ちょっと一言 ☆★
私は、足先が横広なので、
自分の足に合う、履きやすい靴を探すのは
なかなか難しいです。
ですから、木靴は尚更、どのような履き心地なのか
想像もつきません。
でも、今も使用されていると言う事は、
「良い」と言う結果があるからですね。
「ひょうたん水」も皆様にご愛用頂いて
「良い」と言う結果があるからこそ、
皆様に使い続けて頂いています。
ですから、安心してご使用下さい。