全長約1キロにも及ぶトンネルを掘って
宝石店に忍び込もうとした4人組の泥棒が、
目標到達まであと数メートルというところで
トンネルから出てくるところを目撃され、
逮捕されるという事件が
イタリアのシチリア島で起こりました。
警察によれば、美しい景観で知られる
同島アチレアーレの町中心部で、
マンホールから無線機を持って出てきた
2人の男が目撃されました。
27日に警察の要請で出動した山岳救助隊は、
岩を削って掘られた狭いトンネルを発見しました。
トンネル内からは備え付けられた照明や、
シャベル、つるはしも見つかりました。
トンネルはそれまで約1か月かかって掘られ、
宝石店到達まで「わずか数メートル」に
迫っていたそうです。
シチリア島 アチレアーレ
イタリアが泥棒の多い国というのは、
世界的に流布しているイメージのひとつだそうで、
これについて書かれた本は実に多いのたか。
イタリアでの泥棒事情を、ある本では次のように
書いています。
1年に2度車を盗まれた人。
在留30年で7回車を盗られ、
3回家に泥棒に入られた人などがいます。
だから、車を停めたら、カーステレオは持ち歩く
のがイタリア流だそうです。
ナポリの駐車車両には、盗難防止のため、
どの車にもハンドルに施錠付きカバーが
施されています。
けれども、マフィアがこれだけいる国なのに、
空き巣にしても置き引きにしてもスリにしても、
殺傷沙汰はほとんどありません。
イタリアの泥棒より本当に悪どいのは、
イタリアに来て詐欺を働く外国人だと言われています。
また、イタリアには、泥棒市が定期的に開かれるそうですが、
盗まれたものが売られているかも知れないと
探しに行く人もいるそうです。
また、昨年のクリスマスイブに、ローマで
サンタクロースから盗んだ袋いっぱいのプレゼントを、
何と泥棒たちが返却するという珍事がありました。
「ごめんなさい。私たちはあやまちを犯した。
メリークリスマス、そしてよい新年を」と
走り書きされたメモのそばには、
計1000ユーロ(約10万円)相当の
ラッピングされたままのプレゼントが入った袋が
置かれていたそうです。
★☆ちょっと一言 ☆★
盗んでおいて、返せば良いと言うものではないけれど、
過ちを詫びると言う事は、大切な行為ですね。
最近は、「信じられない」と言う様な
行動や考え方をする人が目立つようになりました。
日本国の総理大臣もそうです。
「マニフェストに書いてある事は、命がけで実行する!」
と自分で言っていながら、
今は、消費税を引き上げる事に必死です。
それも、先々消費税を18%にアップする事を
法制化する案を、今日閣議決定しようとしています。
野田総理の演説
「嘘つきは泥棒の始まり・・・」
日本国の先行きが心配なのは私だけでしょうか?