米アリゾナ州では、高さ5メートルのサボテン
「サグアロ」の下敷きになった公共事業局の職員
ウィリアム・メイソンさんが救急搬送され、
集中治療室に入院しました。
メイソンさんが通りで水道管を修理していた時、
巨大なサボテンが倒れ、下敷きになったそうです。
メイソンさんは仲間の職員たちに救出され、
直ちに病院へ搬送されました。
医師らによると、メイソンさんは背中と足に
大きな外傷を負いました。
医師たちによってメイソンさんの体から
約150本のとげが抜かれたそうです。
サグアロサボテンは世界最大のサボテンで、
アリゾナ、カリフォルニア、メキシコなどに
生息しています。
サグアロサボテンはアリゾナ州のシンボルと
なっています。
サグアロサボテンは希少種で、
同州ではサグアロサボテンを伐採した者
あるいは何らかの方法で害を加えた者には、
最大25年の禁固刑が科せられるという
法律も採択されました。
サグアロサボテン
サグアロサボテンは、日本では「弁慶柱」
の名前が与えられています。
「Saguaro」の発音は読みにくいらしく、
日本語の本やホームページでは
「サグアロ」などと引用されていますが、
英語の解説書によると、「SAW-WAH-ROW:サワロゥ」が
正しい発音のようです。
弁慶柱の大きさは気候による地域差がありますが、
20年でボーリングのピンほどになり、
30~40年で人間の身長程度になるそうです。
樹齢70~80年で枝分かれが生じ、
高さは5m程度になります。
最大で50フィート(15m)程度といわれていますが
そこまで成長する個体はまれで、
大きいもので10m前後が一般的だと言う事です。
かつてのギネスブックで78フィートの記録がありますが、
この個体はその後落雷で倒れたそうです。
弁慶柱の樹齢は最大で200年程度とされています。
弁慶柱はみな似たような姿をしていますが個体差があり、
意外とバラエティに富んでいます。
5~6月には純白の花を咲かせるそうです。
★☆ちょっと一言 ☆★
棘がいっぱいのサボテンにも
白い美しい花が咲くのですね。
見かけと違うと言う事は
良くあります。
ですから、パッと見や誰かの印象を
真に受けたりすると、
後で、「あれ?違うなぁ」
と思う事がありませんか?
「ひょうたん水」は特に、
今までにないものですので
是非、ご自分で直接使って見て
どういうものかなぁと
判断して頂けると嬉しいです。