英国で、飼育放棄や虐待に遭った 馬やロバの保護、リハビリ、新しい飼い主探し などを行っている慈善団体が、 以前から目撃情報が入っていた雌の七面鳥を 施設の駐車場で保護しました。 夫妻の愛犬、ラブラドールレトリバー2匹 に対面させてみると、 七面鳥は怖がる様子もなく、 犬たちのことをすぐに気に入た様子でした。 以来、彼女はクランベリーと名付けられ、 1日の大半を夫妻や犬たちとともに過ごしています。 ラブラドールは鳥猟犬であるにもかかわらず、 今や"2匹と1羽"のボスはクランベリー。 毎朝彼らを外に出すと、犬たちはクランベリーの あとに従ってついていくのだそうです。 また、家に家族以外の人間が近づいてくると、 クランベリーは大声で鳴いて知らせる こともできるそうで、"番犬"としても 威力も発揮しています。
七面鳥は、興奮すると首の色が 「赤」・「青」・「紫」などに変化するので 七面鳥という名前になったのだそうです。 七面鳥は、大きいもので全長122cm。 体重は9kgにも及びます。 20kgに届く巨大な個体がいたと言う記録もあります。 メスよりもオスの方が大型になり 体温は40℃、32km/hで走ります。 食用とされることもあり、家禽としても 飼育されます。 中央アメリカの先住民族によって 家畜化され新大陸「発見」後、 1519年にはスペイン王室に、 1541年にはイギリスのヘンリー6世に献上されました。 味はニワトリより脂分が少なく、さっぱりとしています。 アメリカ合衆国とカナダでは詰め物をした 七面鳥の丸焼きが特に感謝祭でのごちそうであり、 感謝祭のことを口語的にTurkey Day(七面鳥の日) とも呼ぶそうです。 クリスマスの料理としても供されます。 豚肉に比べて脂身の少ない「健康的な」代替品と 考えられています。 この七面鳥はかなり危険な習性があります。 雨が降ると空を見ながら大きく口を開けるのです。 小雨ならまだいいのですが、大量に降ってくる 雨でも大きく口をあけているのです。 その為、溺死する七面鳥もいるのだとか・・・。 七面鳥は、日本では、なかなか手に入りませんが クリスマスの時期になりますと、 大手のデパートや、通信販売で購入出来ます。 パーティー料理などに良いかも知れませんね。