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このページは、店長が2013年2月12日 22:59に書いたブログ記事です。

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民衆を導く自由の女神

2013年2月12日 22:59 | 店長 | カテゴリ:歴史
 9世紀フランスの巨匠画家
 ドラクロワ(Eugene Delacroix)の代表作
 「民衆を導く自由の女神」が、
 美術館で来館者によって落書きされる
 事件がありました。

 仏北部ランスに最近開館した、
 ルーブル美術館の別館に
 展示されていたこの絵画に、
 28歳の女性が黒いペンで「AE911」という
 文字を落書きしました。

 他の来館者や、駆け付けた警備員に
 取り押さえられました
 女性は精神的に不安定だったそうです。

 
 ルーブル美術館によれば、
 絵の右下の約30センチ四方の部分に
 残された落書きは表面的なもので、
 また絵にはワニスが塗布したあったため
 その下の絵の具の層にまで至っておらず、
 修復専門家らによって
 「完全に消す」ことが可能だと
 いうことです。 

 ドラクロワ↓(注意:音が鳴ります)
 

 
 民衆を導く自由の女神」は、
 1830年に起きたフランス7月革命を
 主題としています。


 絵の中心に描かれている民衆を導く果敢な女性、
 マリアンヌは、フランス共和国を象徴する女性像、
 もしくはフランス共和国の擬人化された
 イメージで、「自由の女神」として
 知られています。

  
 原題のから分かるように、
 女性は自由を、乳房は母性すなわち祖国を、
 という具合に、ドラクロワはこの絵を
 様々な理念を比喩(アレゴリー)で表現しています。

 一方で彼女がかぶるフリギア帽は、
 フランス革命の間に自由を象徴するようになりました。

 女性の隣に立つ、マスケット銃を手にした
 シルクハットの男性はドラクロワ自身
 であると説明される事が多いそうです。

 1831年5月のサロン展に出品され、
 フランス政府は同年に革命を記念するため
 としてこの作品を3,000フランで買い上げましたが、
 あまりにも政治的で扇動的であるという理由から、
 1848年革命まで恒常的な展示は行われなかった
 という歴史を持ています。

 1874年にルーヴル美術館に収蔵されました。


 
 ★☆ ちょっと一言 ☆★

 ニューヨークにある自由の女神像は、
 アメリカ合衆国の独立100周年を記念して
 フランスより贈呈され、1886年に完成した
 ものだそうです。
 
 フランスのパリにある自由の女神像は、
 フランスがアメリカに自由の女神像を
 送ったことの返礼として、
 パリに住むアメリカ人たちが
 フランス革命100周年を記念して贈ったもので
 1889年11月5日に除幕式が行われています。

 何かに感謝をして、礼を尽くす。
 大切な事ですね。

 日本人は、礼を重んじて来たと言いますが、
 最近は礼節などが失われて来ているように
 感じているのは私だけでしょうか。


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