世界の建築界でも権威のある
「プリツカー賞」を日本の建築家である
伊東豊雄氏(71歳)が受賞しました。
プリツカー賞とは、アメリカのホテルチェーン
ハイアットホテルアンドリゾーツのオーナーである
プリツカー一族が運営するハイアット財団
から建築家に対して授与される賞です。
審査委員長のピーター・パルンボ氏は、
伊東氏の「目を見張るべき建築作品には、
コンセプトのイノベーションが見受けられる。」
と指摘しており、
「ユニークな才能を持ったプロフェッショナルだ。」と
述べているそうです。
伊東氏はプリツカー賞を受賞する日本人
としては6人目です。
1965年、伊東氏は東京大学工学部を卒業し、
1971年には独立し、アーバンロボットを設立しました。
伊東氏は実用的な建物を設計しており、
住宅や図書館、劇場、店舗、オフィスビル、
駐車場施設などを建てています。
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建築家の伊東豊雄さんは、
東日本大震災から丸2年。
被災した人々が集い、復興について語り合うための
「みんなの家」を各地につくる活動のほか、
岩手県釜石市の復興計画に
ディレクターとして関わってきたそうです。
「現在、政府主導で進められている復興計画は、
地域の個性を殺してしまう画一的な計画で、
このままではどのまちも、
大型店舗があって均質な集合住宅や建売住宅が並ぶ、
歴史の継続や文化の薫りを感じさせない風景が、
三陸の地に次々出現することになるのではないか。
国は公平性を重んじるあまり、
市町村レベルや地域独自の開発をなかなか許さない。
もし各自治体にしかるべき開発費が与えられたなら、
もっとまちの伝統や文化に根ざした開発ができるはず。
将来像が見えたら、住民も元気になると思う。」
と伊東氏は、ある新聞社の取材で話しています。
伊東氏がディレクターを務めている釜石市では
「未来のまちプロジェクト」として、
市営住宅や小中学校など市の公共施設の
設計者を公募し、
住民の意思をかたちにできる意欲的な建築家を募り、
公開で審査、決定する方式をとっています。
伊東氏のプロジェクトで、被災地の人たちの
心を和らげる建物の輪が広がると良いですね。
★☆ ちょっと一言 ☆★
被災地が一日も早い、復興がされることを
願っています。
さて、数日前、ひょうたん水の愛用者の方から
「お米にひょうたん水を入れて炊くと
お米が立つんですね!」
「美味しいです」
との、嬉しいお声を頂きました。
ひょうたん水をご飯やおかず、
飲み物などに入れて、ひょうたん水を入れてないものと
食べ比べ、飲み比べをしてみて下さい。
そして、感想をお聞かせ頂けると嬉しいです。