体に関することで、人間社会では昔から様々な
「いわれ」がありますが、
中には科学的根拠のないものも
けっこう存在するのだとか。
その例として、
1.「毛を剃った後、より濃く太い毛が生えてくる」
これは嘘。毛は長くなるとエッジが削げて
毛先が細くなるだけだそうです。
太陽の光に当たってやや脱色されるのも
伸びた毛が薄く見えるゆえんだと言う事です。
2.「我々は脳の10%しか使っていない」
と言われますが、脳損傷の数々のケースにより
これは間違いだそうです。
脳のどこを損傷しても影響が出るからです。
人間の細胞は2種類で出来ていて、
1990年代までは脳科学では脳細胞の機能は
全体の10%を占める神経細胞しか
解明されていませんでした。
それが「脳は10%しか使われていない」
という世間の認識になってしまったそうです。
近年の研究で人間の細胞は
100%活動している事が判明しています。
3.「舌は部分によって違う味を感じる」
昔から舌の部分によって味の受容体が違うと
言われて来ました。
けれども、舌はどこでも全部の味を感じる
ことが出来ます。
この「味覚地図」は1990年頃には
すでに否定されいます。
どの領域も多かれ少なかれ、
すべての基本味の伝達に関与する
ということがわかっています。
4.「関節を鳴らすと関節炎になる」
もしこれが本当なら、大多数の人々が
関節炎になっているでしょう。
多くの研究が骨関節炎と指の関節鳴らしを
調査してきた結果、関連性は無いとの事。
ただし、関節をバキボキやる癖のある人は、
握力が弱いという調査結果はあるそうです。
もちろん、関節や筋肉の限界を超えるほど、
無理に関節を鳴らす事は、何らかの障害を
起こす可能性はありますので
注意は必要との事です。
5.「死んでからも爪と髪は伸びる」
これは誤解だそうで、爪や髪が伸びるのではなく、
死後に表皮が収縮することにより、
あたかもそれらが伸びているように
見えているだけだとか。
出典元↓
http://www.medindia.net/news/healthinfocus/some-myths-and-realities-about-your-body-119072-1.htm
昔は、加齢臭と言えば、
かなり年配の方の話で、
「孫に会うのに、ちょっと香袋でも持っていようかしら」
と、言うのを耳にしていた程度でした。
最近は、早い人だと20代後半から
加齢臭が始まる人が増えているそうです。
そういえば、1月ほど前から、
柔軟剤のテレビCMで、
幼稚園ぐらいの子供の父親が加齢臭で、
母親が香りのする柔軟剤で
洗濯するというアニメーションを目にしました。
こんなに若い人が悩んでいるのだろうか。
と、思ったものです。
加齢臭は、チーズや古い油のような臭いが
するそうですが、
原因は、次のような事があげられています。
・毎日シャワーだけで済ます人は、毛穴が開かず
老廃物がたまりやすい。
・運動嫌いなどで、新陳代謝が悪くなり
加齢臭が出やすい。
・遺伝的な要素や生活習慣
そこで、加齢臭を抑えるために、
次のような改善を勧めています。
・水分を1日2リットルほど飲み代謝を上げる
・脂っこい食事は控える
・お風呂は湯船にゆっくりつかる。
・肌表面を良く洗い流す。
加齢臭は、本人は意外と気づきにくいのだとか。
化学的な香水に頼らずに、
生活習慣や体質改善をする事は
健康の為にも良いですね。
★☆ ちょっと一言 ☆★
ひょうたん水は、香水でも消臭剤でも
ありませんが、
使い続けていると、
加齢臭がなくなったとの
喜びのお声を多数頂いています。
ペット臭などにも好評いただいています。