携帯電話を常に身近に置いている
と言う方が増えています。
けれども、目に見えない電磁波の
人体に与える影響を意識されている方は
多くないかもしれません。
この度、デンマークで
電磁波の影響を調べる為
無線 LAN ルーターの近くで
植物を育て観察する実験をしました。
実験を行ったのはデンマーク学校に通う
9年生の女子学生たちです。
彼女たちは、
枕元にモバイルフォンを置いて寝たときに、
なんだか寝つきが悪かったり、
勉強に集中できないことがあり、
モバイルフォンが人体に与える影響を
検証したいと思ったのだそうです。
この実験は、コショウソウと言う野菜の種を
12個のトレイに用意し、
6個を無線LANルーターの無い部屋に、
残りの6個を無線LANルーターが
2つ置かれた部屋に置き、
その発芽状況を観察するというものです。
ちなみに、モバイルフォンではなく
無線 LAN ルーターを設置したのは、
ルーターとモバイルフォンは同種の電磁波を
出しているからだそうです。
12日間経過した後、
無線 LAN ルーターの無い部屋のコショウソウは
通常通りの成長をしましたが、
無線 LAN ルーターのそばに置かれた種子の多くは
成長しませんでした。
それだけでなく、中には突然変異を起こしたり、
枯れてしまったものあったと言う事です。
出典元:http://www.dr.dk/Nyheder/Andre_sprog/English/2013/05/17/130946.htm
一般に電磁波とは、
電気が流れるときに発生する「電場」と「磁場」が
お互いに絡み合いながら、波を描いて進む
電気の流れのことをいいます。
電気のある所には必ず電磁波が発生しています。
「電場」は、電圧の大きさに比例して発生し、
どんなものでも材質に関わらず伝播し帯電します。
電気は高い所から低いところに流れる性質があり、
なかでも電位の低い身体の表面に集まってきます。
発生してしまった「電場」を抑えるには、
アースをとり、外に「電場」を逃がすのが
一番確実な方法だと言う事です。
しかしながら、日本の住宅やオフィスには
アース端子付きのコンセントが、
設置されている場所が限定されており、
発生した「電場」をアースして逃そうとしても、
その手段が無いのが現状です。
一方「磁場」は、電流の大きさに比例して発生し、
からだの細胞レベルまで到達しますが、
一定の距離を離れると急激に減衰していきます。
ただし、コンクリートを貫通するほどの力ですから、
近くにいると防ぎようが無いと言う事です。
電磁波による身体への影響は、
賛否ありますが、体調の気になる方、
お子さんがパソコンやゲームを長時間される方は
何らかの対処方法を考えてみてはいかがでしょうか?
★☆ ちょっと一言 ☆★
目に見えないものは、
良いのか悪いのか判断しにくいですね。
ひょうたん水も、
目に見える結果が出るまで、
良くわからないと言う方も多いと思います。
そんな時、客観的に見てくれる
ご家族や、知人から
「何だか顔色が良くなったね」
「雰囲気が変わったね」
「目に力が入ってきたね」
など、言われる事があります。
そういう時には、
良くなって来ているのだと認めて
是非頑張って使い続けて下さい。
自分自身で、鏡を見て観察したり
寝起きの状態や、階段の上がり降りなどで
自分自身のちょっとした体調の変化を
見極めて下さいね。