北半球は数年後に寒冷化するかもしれない。
そんな可能性を示す解析を、
海洋研究開発機構の中村元隆主任研究員が、
28日付米専門誌に発表しました。
中村主任研究員は、
グリーンランド海表面の水温の変化の
ダイナミズムを1957年から研究してきました。
その解析の結果、グリーンランド海の水温が、
70年周期の気候変動の先行指標になる
可能性があるとの結論に達したと言う事です。
北半球は1940〜70年代にかけて寒冷化し、
80年代以降は温暖化しています。
現在の温暖化は1979年に
グリーンランド海の水温が2度上昇したことが
きっかけで始まったとみられ、
2015年前後には寒冷化の新しい傾向に
向かう可能性があるということです。
そもそも、CO2の増加による
地球温暖化説は間違っているという説は
何年も前から、気象学者が論説しています。
気象学者のキーリングが、
CO2濃度を長期にわたって計測したところ、
CO2増加と気温上昇が一致したので、
CO2の増加が地球を温暖化させていると
警告しました。
これがCO2温暖化説の原点です。
しかし、より詳しく気温とCO2濃度の
前後関係を比べた結果、
気温の変化がCO2濃度の変化よりも
1年ずつ早く生じていたのです。
つまり、気温が原因でCO2濃度は結果だということです。
実は、CO2は本当に温暖化に
関与しているのかわからない程度の存在だと言う事です。
では、なぜ最大の温暖化ガスがCO2だと
しているのでしょうか。
1986年のチェルノブイリ原発事故で、
原発の建設が世界中でストップしました。
そこで、原子力業界は各国政府に働きかけ、
CO2温暖化説を唱える研究者に
莫大な研究費を出させたのだと言う事です。
温暖化か寒冷化という討論は、
まだ続くのかもしれませんが、
温暖化なら比較的に食糧が採れるので、
暑くても、しのげる時代かもしれません。
しかし、寒冷化すると食糧が不足します。
食糧不足は、世界を大混乱に陥れると言われています。
もしも、寒冷化がすぐ目の前に来ているのならば、
私たちは寒冷化に備えて、出来るだけ早く
準備を始めなければならないと警告する
学者も増えて来ています。
★☆ ちょっと一言 ☆★
地球温暖化の問題のドキュメンタリー映画
「不都合な真実」で元アメリカ副大統領アル・ゴア
が、ノーベル平和賞を受賞されました。
しかし、当時、アメリカ副大統領だった
チェイニー氏が来日した際、
同作を鑑賞した当時の安倍晋三首相が、
この作品を引用して
「日米が協力して地球温暖化対策を進めよう」と
持ちかけたのに対し、
チェイニー氏が
「日米安保の関係を見直する必要すらある。
あの映画はアル・ゴアのプロパガンダだ。」と
不快感を示したことが『報道ステーション』などで
報道されました。
情報に惑わされていたならば、
少しでも早く、真実を見極める事が出来るよう
多くの情報に耳を傾ける必要があるのかもしれません。
さて、多くの情報と言えば、
6月25日都心部で発行の、Poco'ce(ポコチェ)という
月刊女性情報誌に、ひょうたんしゃんぷぅと、
ひょうたん水が掲載されました。
是非ご覧ください。(p46)
http://www.pococe.com/