水分補給などで熱中症対策をしている人は多いですが、 実は夜間も対策を講じる必要があるそうです。 ステンレス魔法瓶などを製造・販売する サーモスはこのほど、 10代~60代の男女600名を対象に 「夏の夜の熱中症対策(暑さ対策含む) に関する意識調査」を実施しました。 約半数の人が、夏の夜に熱中症にかかった 可能性があることがわかりました。 サーモスによれば、就寝中は汗をかいたり 呼吸で水分が蒸発したりすることにより、 ある程度の水分が失われ、 脱水状態に陥って熱中症になる リスクがあるそうです。 そのため、就寝前や夜中に目を覚ました際には、 水分補給を行う必要があるという事です。 しかし、昼間に熱中症対策として 水分補給を行っている人は90%以上いても、 就寝時に水分補給を意識している人は 全体の約半数だけ。 残りの半数の人は、就寝時の水分補給に は無頓着のようだ。 さらに、横浜国立大学 教育人間科学部 田中英登教授によると、 熱中症対策における水分補給には、 適切な水の適温があるそうで、 5℃~15℃の水が最も身体への吸収性が 良いことが実験で分かっているのだとか。 というわけで、氷入りの水などではなく、 適温の水分を摂取して有効に 熱中症対策をするとよいそうです。
熱中症かもしれない、 と思ったらまずまっ先に 次の事をしましょう。 ・涼しい日陰やクーラーの効いた室内などに移動する ・衣類をゆるめて休む ・体を冷やす 氷や冷たい水でぬらしたタオルを手足に当てる。 氷や冷たい水がない場合は、タオルやうちわ、 衣服などを使ってあおぎ、風を送って冷やす。 ・水分を補給する このとき、水分だけではなく、 汗によって失われた塩分も補給する。 ●筋肉がけいれんしているなら(熱けいれん) けいれんしている部分をマッサージする。 また、体の特定の部分(例えば脚など) が冷えているなら、その部分もマッサージする。 ●皮膚が青白く、体温が正常なら(熱疲労) 心臓より足を高くして、 あおむけに寝かせる。 水分が摂れるなら、少しずつ薄い食塩水か スポーツドリンクを何回にも分けて補給する。 ●皮膚が赤く、熱っぽいなら(熱射病) 上半身を高くして寝かせ、 とにかく体を冷却する。 首、脇の下、足のつけ根など、 血管が皮膚表面に近いところを 氷などで集中的に冷やす。 このとき注意したいのは、 体の表面だけを冷やしてふるえを起こさせないこと。 ●意識がはっきりしない場合は 反応が鈍い、言動がおかしい、 意識がはっきりしない、意識がない。 こういった場合はすぐに救急車を呼ぶ。 同時に、応急処置をしていこう。 また、意識がはっきりしない、 もしくは意識がない場合の水分補給は厳禁だ。 また、吐いてしまった場合に のどを詰まらせないよう横向きに寝かせる。 熱中症は、回復したつもりでも 体内に影響が残っていたり、 再発のおそれがありますので気を付けましょう。 ★☆ ちょっと一言 ☆★ 前回と同じですが、 水分の補給に、 ペットボトル(1500ml)に水を入れ、 ひょうたん水を20滴以上入れて 冷蔵庫に冷やしておきましょう。 できれば、天然の塩を小さじ1杯程度入れて ミネラルも補給しましょう。 特約愛用者の方は、 弊社オリジナルの深層海塩を 入れると、より力が付きますよ!