タイは、絶滅が危惧されるトラが生息する 13か国のうちの1つで、密輸の拠点ともなっています。 全世界でのトラの生息数は100年前の10万頭から 現在は3200頭まで減少したと推定されています。 タイ西部カンチャナブリー県の 通称「トラ寺院」(タイガーテンプル)では 僧侶らによってトラが飼育されています。 タイガーテンプルは、もともと静かな森林環境を 活かした修行の場所として造られました。 1999年にミャンマーとの国境付近で 近隣住民が密猟者によって母親を殺された 生後2~3ヶ月の1頭の子供のトラを 連れて来たことからトラの飼育が始まったそうです。 タイとミャンマーの国境地帯は、 トラの生息する区域として知られていますが、 その後も密猟は後を絶たず、 近隣住民や国境警備兵によって、 トラや動物たちが運び込まれるようになりました。 今では、タイの観光名所となっています。 入場チケットは一人300バーツ(約1000円)で、 トラのえさ代金、そこで活動するスタッフの経費 タイガー村建設のために使われている とのことですます。 ここではトラの姿をめでるだけでなく、 近づき、その体に触れ、一緒に写真をとることも 可能だそうです。 人に慣れたトラなのですが、 足や手を甘噛みされて血が出ることも あるそうなので、用心は必要ですね。 タイガーテンプル
全長約1キロにも及ぶトンネルを掘って 宝石店に忍び込もうとした4人組の泥棒が、 目標到達まであと数メートルというところで トンネルから出てくるところを目撃され、 逮捕されるという事件が イタリアのシチリア島で起こりました。 警察によれば、美しい景観で知られる 同島アチレアーレの町中心部で、 マンホールから無線機を持って出てきた 2人の男が目撃されました。 27日に警察の要請で出動した山岳救助隊は、 岩を削って掘られた狭いトンネルを発見しました。 トンネル内からは備え付けられた照明や、 シャベル、つるはしも見つかりました。 トンネルはそれまで約1か月かかって掘られ、 宝石店到達まで「わずか数メートル」に 迫っていたそうです。 シチリア島 アチレアーレ
米の旅行情報誌「コンデナスト・トラベラー」の 読者による恒例の「リーダーズ・チョイス賞」で、 2011年の世界のベストホテルに 「リッツ・カールトン上海-浦東」が輝きました。 この賞は毎年2万8000人を超える読者が行う人気投票で、 旅行業界を網羅したさまざまな分野で 1200もの賞が授与されます。 ベストホテル以外の分野で注目されるのは、 国・大陸別に選ばれる人気都市ランキングで、 今年のアジアの都市1位は京都だったそうです。 ◆「コンデナスト・トラベラー」読者が選ぶ 世界ホテル・ランキング 1. リッツ・カールトン上海-浦東(中国) http://www.ritzcarlton.com/en/Properties/ShanghaiPudong/Default.htm 2. ペニンシュラ・ハウス(ドミニカ共和国)
http://www.thepeninsulahouse.com/ 3. フォーシーズンズ シャルム エル シェイク(エジプト) http://www.fourseasons.com/jp/sharmelsheikh/ 3. サファリ・ロッジ ピンダ自然保護区(南アフリカ) http://www.phinda.com/safari-lodges/ 5. キラウィア・ラグジュアリー・テンティット・キャンプ (タンザニア) http://www.serenahotels.com/serena-hotels-luxury-hotels-,default-en.html 6. ザ・ロッジ・アット・カウリクリフ(ニュージーランド) http://www.kauricliffs.com/ 7. エリシアン・ホテル・シカゴ(米国) 8. マンダリン オリエンタル バンコク(タイ) 9. モンボ・キャンプ および リトル・モンボ(ボツワナ) 9. 21C ミュージアム ホテル(米国) 10. カロデン ハウス(スコットランド)
イギリス・ウィリアム王子夫妻が向かった 新婚旅行先について、現地メディアは一斉に インド洋のリゾート・セーシェル共和国だと 伝えました。 王室は行き先を明らかにしていませんが、 セーシェル観光当局者の話として、 「2人は10日朝にセーシェル最大の島 マヘ島の空港からヘリコプターで 個人所有の小さな島に渡った」と 報じました。 また、BBCテレビは、 2人が滞在しているのはドイツ人が所有する島で、 パパラッチの追跡を避けるためだと伝えています。 別のメディアはさらに、2人が泊まるのは 専属シェフと執事がいる豪華別荘だとしています。 新婚旅行先ニュース
「ピーターラビット」の故郷として 観光客に人気の英国・湖水地方で、 日本人観光客を対象とした寄付金制度が このほど開始されることになりました。 寄付金の額は5ポンド(約720円)で、 ツアー会社が徴収します。 寄付した人にはピーターラビットのバッジが 贈られるのだとか。 寄付金はウィンダミア湖周辺の 自然保護・環境整備などに使用するそうです。