イギリス・ウィリアム王子夫妻が向かった
新婚旅行先について、現地メディアは一斉に
インド洋のリゾート・セーシェル共和国だと
伝えました。
王室は行き先を明らかにしていませんが、
セーシェル観光当局者の話として、
「2人は10日朝にセーシェル最大の島
マヘ島の空港からヘリコプターで
個人所有の小さな島に渡った」と
報じました。
また、BBCテレビは、
2人が滞在しているのはドイツ人が所有する島で、
パパラッチの追跡を避けるためだと伝えています。
別のメディアはさらに、2人が泊まるのは
専属シェフと執事がいる豪華別荘だとしています。
新婚旅行先ニュース
通称セーシェルは、アフリカ大陸から
1,300kmほど離れたインド洋に浮かぶ
115の島々からなる国家で、
イギリス連邦加盟国です。
セーシェルに関する最も古い情報は、
7~8世紀にアラブ人が来航したことだそうです。
1502年にはヴァスコ・ダ・ガマの
第二回東インド航海において
アラブ人が活動しているのを目撃しています。
17世紀には海賊の基地となっていて、
1742年にフランスが探検隊を送り込みました。
その際、その当時の首相の名から、
諸島の名前をセーシェル、
最大の島をマへ総督からマヘ島と名づけたのだとか。
フランスとイギリスが支配権を巡り対立して
いましたが、1815年にパリ条約により、
フランスがイギリスに領有権を譲渡しました。
1976年、制憲会議が行われ、
同年6月28日にイギリスから独立し、
独立憲法も発布されました。
主要産業は観光業。
セーシェルは「インド洋の真珠」と呼ばれています。
さらに、マグロを主とする魚介類、
石鹸の材料となるコプラ、ココナッツの輸出等も
重要な収入源です。
その結果、アフリカでは高水準の国民所得を
誇るそうです。
セーシェル
★☆ちょっと一言 ☆★
美しい海でリゾートを楽しむ。
この地球を汚さない努力をしているから
出来る事ですね。
福島原発から流れ出した
放射能物質は、
海水浴が出来ない海、
海洋生物が生きて行けない海に
変えてしまいました。
「政府は拡散するから大丈夫」
と言っていましたが、
お魚が汚染されたことは
数値で明らかです。
クリーンエネルギーを検討しよう
との動きもようやく始まりましたが
一日も早く、福島原発からの
放射能の不安が解消されることを
願わずにいられません。