米の旅行情報誌「コンデナスト・トラベラー」の 読者による恒例の「リーダーズ・チョイス賞」で、 2011年の世界のベストホテルに 「リッツ・カールトン上海-浦東」が輝きました。 この賞は毎年2万8000人を超える読者が行う人気投票で、 旅行業界を網羅したさまざまな分野で 1200もの賞が授与されます。 ベストホテル以外の分野で注目されるのは、 国・大陸別に選ばれる人気都市ランキングで、 今年のアジアの都市1位は京都だったそうです。 ◆「コンデナスト・トラベラー」読者が選ぶ 世界ホテル・ランキング 1. リッツ・カールトン上海-浦東(中国) http://www.ritzcarlton.com/en/Properties/ShanghaiPudong/Default.htm 2. ペニンシュラ・ハウス(ドミニカ共和国)
http://www.thepeninsulahouse.com/ 3. フォーシーズンズ シャルム エル シェイク(エジプト) http://www.fourseasons.com/jp/sharmelsheikh/ 3. サファリ・ロッジ ピンダ自然保護区(南アフリカ) http://www.phinda.com/safari-lodges/ 5. キラウィア・ラグジュアリー・テンティット・キャンプ (タンザニア) http://www.serenahotels.com/serena-hotels-luxury-hotels-,default-en.html 6. ザ・ロッジ・アット・カウリクリフ(ニュージーランド) http://www.kauricliffs.com/ 7. エリシアン・ホテル・シカゴ(米国) 8. マンダリン オリエンタル バンコク(タイ) 9. モンボ・キャンプ および リトル・モンボ(ボツワナ) 9. 21C ミュージアム ホテル(米国) 10. カロデン ハウス(スコットランド)
ザ・リッツ・カールトンは、世界中に2000軒ものホテルを 持つ米国のマリオット・インターナショナルと言う ホテル会社のホテルブランドのひとつです。 セザール・リッツが、 1898年パリに創業した「ホテル・リッツ」と、 1899年ロンドンに開店した「カールトン・ホテル」、 1906年に同じくロンドンに創業した「リッツ・ロンドン」 などのリッツが経営と運営に関わったホテルは、 上流階級を中心に高い評価を受けました。 セザール・リッツは1918年に死去しましたが、 その後も未亡人が中心となりリッツの名を冠した ホテルの展開を進めました。 北米においては、アルバート・ケラーが フランチャイズ権と「リッツ」の商標の使用権を獲得し、 「リッツ・カールトン投資会社」を設立して、 ホテルの展開を開始しました。 しかし、1920年代後半に巻き起こった大恐慌を境に 規模を縮小していきました。 1983年に、W.B.ジョンソンがアトランタに設立した 「モナーク・ホテル」が、 ボストンの「ザ・リッツ・カールトン・ホテル」を買収し、 同時に「ザ・リッツ・カールトン」という名称の 北米での使用権を取得しました。 その後、ホテルカンパニーは、 北米を中心に積極的にチェーン展開を進め、 さらに1988年には全世界でのリッツ・カールトンの 商標権を獲得しました。 1998年にマリオット・インターナショナルの 傘下に加わり、世界各地でホテル展開をしています。 日本では1997年に大阪、2007年3月に東京でオープン しています。 http://www.ritzcarlton.com/ja/Properties/Tokyo/Default.htm なお、セザール・リッツが直接経営と運営に関わった マドリードやパリ、ロンドンの「ホテル・リッツ」は、 リッツ・カールトンとは全く別のものです。 THE RITZ LONDON ↓(注意:音が鳴ります) http://www.dailymotion.com/video/x9y41h_the-ritz-hotel-london_travel ★☆ちょっと一言 ☆★ 超一流ホテルは、宿泊料も高いでしょうが、 そのホテルの宿泊客としてのマナーなども 一流でなければ釣り合わないように思います。 近年、日本国内では、格安の宿泊ホテルつき航空券 等が販売されるようになって、 一流ホテルでの宿泊客の質が落ちていると 言われています。 私も、格安チケット利用者ですが、 TPOに合わせて、最低限の服装やマナーは 守るように心がけたいと思います。