ニューヨーク・マンハッタンにある 絵画収集家の高級アパートから 米画家、アンディ・ウォーホルの作品が盗まれました。 盗まれたのはウォーホルの作品「スーパーマン」 など絵画10点以上と貴金属類で、 被害総額は約75万ドル(約6200万円)だそうです。 犯人は家人が不在の時、5階建てアパートの 玄関の壁に穴をあけて侵入し、防犯カメラも持ち去った ということです。
アンディ・ウォーホル(1928年8月6日~1987年2月22日)は アメリカの画家・版画家・芸術家です。 (ウォーホールとも表記します。) また、銀髪のカツラをトレードマークとし、 ロックバンドのプロデュースや映画制作なども手掛けた マルチ・アーティストです。 ペンシルベニア州のピッツバーグで スロバキア (当時はチェコスロバキア) の移民の子として 生まれたと言われています。 体は虚弱で、肌は白く日光アレルギーで、 赤い鼻をしていたそうです。 アンディが14歳のときに父親を亡くし、 アルバイトをしながら地元の高校に通いました。 大学では広告芸術を学び、1949年に卒業しました。 大学卒業後はニューヨークへ移り『ヴォーグ』 など雑誌の広告やイラストで知られ、新聞広告美術の部門で 「アート・ディレクターズ・クラブ賞」を受賞しました。 35歳からはファクトリー(工場)と呼ばれる スタジオを構え、シルクスクリーンプリント、 靴、映画などの作品を制作しました。 40歳の時、「全男性抹殺団」のメンバーだった女性に 拳銃で狙撃され重体となりましたが一命をとりとめました。 1970年代から1980年代は社交界から依頼を受け、 ポートレイトのシルクスクリーンプリントを多数制作し 世界中で個展を開催するようになりました。 シルクスクリーンと言うのは、平たくいえば 「プリントゴッコ」のようなもので、 作家が直接印刷に携わらなくとも制作できる 量産に適した手法です。 「マリリン・モンロー」を描いた作品は有名ですね。 1987年に胆嚢手術を受けた後、容態が急変し 心臓発作を起し58歳で死去しました。 アンディ・ウォーホル ★☆ちょっと一言 ☆★ どこかで見たことあるけれど、 誰の作品だったかしら? と言うようなことがありますね。 「ひょうたん水」を どこかで見たことがあるけれど、 何処だったかしら? え~っと、「へちま水?」 と、時々間違われる方がいらっしゃいます。 ひょうたんの水は入っていませんが、 「ひょうたん水」です。 よもぎやびわの葉、どくだみ、桃の葉など 昔から、健康に良いものとして 馴染みの深いものばかりです。