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このページは、店長が2011年5月27日 12:10に書いたブログ記事です。

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チチカカ湖

2011年5月27日 12:10 | 店長 | カテゴリ:世界の出来事カテゴリ:自然
 ボリビアとの国境沿いにある
 南米ペルーのチチカカ湖沿岸で25日現在、
 鉱山開発に反対する地元住民のストライキのため、
 日本人を含む外国人旅行者約300人が
 立ち往生しているそうです。
 
 数千人規模にふくれあがったストライキが24日、
 チチカカ湖畔にあるプーノの町を占拠し、
 港は麻痺しました。

 そのため、日本人と欧州人を中心とする
 外国人旅行者約300人が移動手段を
 断たれたのです。
 

 プーノ周辺では、カナダの鉱山会社
 ベア・クリークの進出に反対する
 地元先住民族の人びとが、
 ペルー南部とボリビアを結ぶ幹線道路を
 封鎖し、混乱が続いています。

 ベア・クリークでは同地域での
 銀の採掘を計画していますが、
 住民たちは河川や湖沼が汚染される懸念から
 反対しています。
 
 ペルーは銀の産出量で世界トップ、
 亜鉛と銅が2位など鉱山資源に恵まれています。
 
 けれども、開発に対する住民の反対は強く、
 4月には南部の大規模な銅鉱山事業をめぐって
 衝突が発生し3人が死亡、50人が負傷して、
 開発は中止に追い込まれたそうです。

  
 ペルー
 
 
 チチカカ湖は、アンデス山中のペルー南部と
 ボリビア西部にまたがる淡水湖です。

 世界で最も標高が高い(3810mほど)船が航行可能な湖で、
 数少ない古代湖の一つとしても知られています。
 ちなみに富士山は標高3776mです。

 湖面の60%がペルー領で40%がボリビア領となっています。

 湖中には、大小41の島々があります。

 チチカカ湖の島々やその周辺には、
 先住民系の民族が居住しており、
 沿岸の都市部での就労の他、島では農耕や漁業、
 観光などに携わって生計をたてて暮らしています。

 ペルー側プーノ市街の沖合いにはウル族と呼ばれる
 人々の住む浮島が多数点在します。

 彼らは約450年前に陸地から逃れて
 湖上に住み着いたと言われ、かつては2千人ほどいましたが、
 その後多くは陸に定住しました。

 現在でも多くの浮島を集めたウロス島に700人ほどが残り、
 観光客を相手に生計を立てています。

 浮島はトトラと呼ばれる葦を3mの厚さに束ねたもので
 出来ており、かつては小舟もトトラで作っていました。

 チチカカ湖盆地の平均気温は、湖岸で約0°C、
 湖中央で8~10°Cほどです。

 熱帯で標高が高いため湖水の蒸発が激しく、
 そのため塩分の量が多く1リットルあたり
 約1グラムほどあります。

 チチカカ湖の湖水の蒸発は、
 結果的に、地域全体が蒸気に包まれた
 熱貯蔵効果を持つため、
 チチカカ湖盆地は、標高が高いにもかかわらず
 比較的暖かく安定した気候を保っています。


 チチカカ湖
 < 


★☆ちょっと一言 ☆★ 

 開発するために、多くの自然が失われて来ました。
 同じ過ちを繰り返さないように、
 自然や生活・文化を守ろうとすることは
 当たり前の行為だと思います。

 けれども、その為に戦いや争いとなって
 尊い人命が失われることはとても残念なことです。

 日本でも、米軍基地問題、原発問題などで
 多くの人たちが反対運動を続けています。

 美しい自然を未来永劫
 残して行きたいものですね。


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