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このページは、店長が2011年9月27日 14:12に書いたブログ記事です。

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シュトラウス

2011年9月27日 14:12 | 店長 | カテゴリ:音楽
 小沢征爾さんらを輩出した若手指揮者の登竜門、
 第52回ブザンソン国際若手指揮者コンクールの
 決勝が23日、フランス東部ブザンソンで行われ、
 川崎市出身でウィーン在住の垣内悠希さん(33)
 が優勝しました。 
  
 2年に1度行われる同コンクールでは、
 2009年に神奈川県秦野市出身の山田和樹さんが 
 優勝しており、日本人が2回連続で制覇する
 快挙となりました。 


 垣内さんの父は作曲家、母はオペラ歌手と
 音楽一家に育ち、東京芸術大音楽学部楽理科
 を卒業しました。

 2001年にウィーンに渡り、 
 ウィーン国立音楽大の指揮科と同大学院を卒業。 
 2006年にはルーマニア・ブラショフの管弦楽団を
 指揮して欧州デビューを果たしました。 

 その後、オーストリア、フィンランド、イタリア
 などのオーケストラに客演しました。 
 現在は大阪交響楽団の指揮者も務めています。 
  
 同コンクールの予選は当初、
 各国から選ばれた20人で争われ、
 選考を繰り返して、決勝には垣内さんのほか
 ハンガリー、ギリシャの若手指揮者が残りました。 

 3人はサンサーンスのピアノ協奏曲2番の2~3楽章、 
 リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」
 などをそれぞれ指揮し、腕を競いました。


 垣内悠希さん
 

 
 リヒャルト・シュトラウス(1864年6月11日~ 1949年9月8日)
 はドイツの後期ロマン派を代表する作曲家です。

 ミュンヘン宮廷歌劇場の首席ホルン奏者であった父と
 ミュンヘンの有名なビール醸造業者の娘だった母との間に
 生まれ、幼いときから父親によって徹底した音楽教育を
 受けました。


 交響詩とオペラの作曲で知られ、また、
 指揮者としても活躍しました。

 交響詩は、文学や人々の思いといった具体的なテーマや
 ストーリーを管弦楽のオーケストラだけで表現しようという
 音楽形式です。

 「ドン・ファン」作品20は、シュトラウスが
 1888年に作曲した交響詩です。

 理想の女性を追い求めて遍歴を重ねる
 スペインの伝説上の人物、ドン・ファンを主題とした
 ニコラウス・レーナウの詩に基づいています。

 冒頭いきなり「悦楽の嵐」の主題が、
 若きドン・ファンをかりたてる悦楽の衝動をあらわし、
 彼の熱烈な求愛を受ける女性たちを、
 独奏ヴァイオリン、チェロとビオラの二重奏、
 木管群が官能的に奏でます。

 しかしどれも求める相手ではなく、
 ドン・ファンの第2主題がホルンにより高らかに奏され、
 理想の女性を求めて旅立つが、
 「世は突如荒涼として暗闇となれり」という
 レーナウの詩に従い、死を暗示して曲は終わります。


 シュトラウス「ドン・ファン」
 


 映画「ドン・ファン」1934
   


 シュトラウスは、1940年(昭和15年)に
 ナチスの求めに応じて、当時ドイツと同盟関係にあった
 日本の為に「皇紀2600年奉祝曲」を書いています。

 楽曲は以下の5つの部分からなるとされていますが、
 スコアにその表題の記載はないので
 政治的な計らいと言われています。

  1.海の情景
  2.桜祭り
  3.火山の噴火 
  4.サムライの突撃
  5.天皇頌歌


 皇紀2600年奉祝曲
 


 ★☆ちょっと一言 ☆★ 

 指揮者になるためには特に資格は
 必要ないそうですが、指揮者としての必須条件として、
 音楽と楽器に対する深い理解はいうまでもありません。

 また、作曲家の意図を汲む想像力や、
 演奏家たちの才能を引き出す指導性、カリスマ性、
 団員を圧倒する音楽性、プロデューサーとして
 オーケストラを率いる忍耐力など、
 すべての能力を備えていることが
 不可欠だと言われています。

 このようなことから総理大臣になるより、
 指揮者として成功するほうがむずかしいとも
 揶揄されます。

 さて、日本の歴代総理大臣は、
 指揮者に成れる条件をどれぐらい
 持ち合せているでしょうね?

 何にしても、世界で日本人が活躍するニュースは
 とても嬉しいですね。
 

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