英国ウェールズで飼われている
7歳のラブラドールEddieと、
1歳年下のテリアの雑種Miloは
犬種は違うものの、大の仲良しです。
しかし、1年ほど前、ラブラドールのEddieが
ゴミ箱や壁にぶつかりながら歩くようになり、
目が見えなくなっていることが分かりました。
それからというもの、テリアのMiloは
何のトレーニングも受けていないのに
自らEddieの「盲導犬」となったのだそうです。
首輪に鈴をつけてもらって常にEddieを気遣い、
Eddieがふらふらさまよって行けば、
追いかけて行ってリードをくわえ、
飼い主の元へ連れ戻します。
また、リードをくわえたまま散歩を先導する
こともあります。
Miloのおかげで、Eddieは目が見えなくなってからも
以前と変わらないくらい
自由に遊ぶことができ、
池で泳ぐなど水遊びも出来ると言う事です。
一時はテリアのMiloが、溶血性貧血を患い、
入院を余儀なくされましたが、
幸い、Milloは無事退院し、
再びEddieと一心同体の日々を送っているそうです。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2288933/Guide-dog-blind-dog-Loyal-terrier-Milo-acts-7-year-old-Labrador-Eddies-eyes.html
2009年7月にも、視覚障害の犬を他の犬が誘導する
という記事がありました。
ロンドン近くの動物救助センターで保護されていた
2匹のボーダーコリーで、
目が完全に見えなくなってしまったオス犬を、
パートナーのメス犬が盲導犬の役割を果たしていたそうです。
この仲の良い2匹は、嵐の日に捨てられていて、
動物救助センターで新しい飼い主を探しているという
記事でした。
オスのクライドは、自分の行先に自信がなくなると
すぐにボニーの後ろにまわり、
自分の顔をボニーのおしりにくっつけ、
そして、メスのボニーが誘導します。
ボニーを信頼しきったクライドが
後を付いて行くと、ボニーは時々立ち止まっては、
クライドがちゃんと付いてきているか
確かめるそうです。
ボニーと一緒のときは
クライドの目が完全に見えていないとは
気づかないほどで、
彼女なしではクライドも動こうとはしないのだとか。
救助センターでは、ペアで飼ってくれる貰い手を
探していたそうですが、その後の記事は
見つかりませんでした。
心やさしい飼い主のもとで、
幸せに暮らしていると良いですね。
★☆ ちょっと一言 ☆★
3月8日のyahooニュースで、
子宮頸がんワクチン「サーバリックス」を接種した
東京都杉並区の女子中学生(14)が、
歩行障害などの重い症状が出て、
1年3カ月にわたり通学できない状況だったとの
記事が出ていました。
あまり報道されていないようですが、
これは大きなニュースだと思います。
無料接種を行った区は「接種の副反応」と認め、
補償する方針だそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130308-00000017-asahi-soci
介護を必要とする、状態になるのは、
人の場合、この様に人為的な
薬の副作用である場合がある事も
少なくないのかも知れません。
風邪薬の副作用で、失明した盲目のバイオリニスト
川畠成道さんの話は有名ですね。
薬を出来るだけ必要としない健康な体作りや
生活に心がける事の必要性を感じます。