フランス、オーヴェルニュ地方の街で、
近々、人の代わりに新聞配達をする
ラジコンヘリが導入されるということです。
地元の郵便局によれば、
同局はここ数年、新聞や郵便配達の工程の
現代化に取り組んでおり、このほどついに、
新聞配達へのラジコンヘリ導入を開始するに
至ったそうです。
試験運転は地元郵便局員の協力を得て
すでに始まっており、本格的なサービス開始は
5月初めの予定だそうです。
街中を飛び回って新聞を配るこのラジコンは、
クアドリコプター(4ローター式ヘリコプター)で、
iPod touchやiPhone、iPad、
アンドロイド端末などで操作可能だとか。
製造元はフランスの携帯端末メーカーで、
マシン自体の金額は300ドル(約2万8000円)
ほどだそうです。
クアドリコプター↓(注意:音が鳴ります)
無人航空機は、単に無人機とも呼ばれます。
全幅30メートルを越える本格的な機体から
手の上に乗る小さなラジコンまでの
様々な大きさのものが存在し、
軍用・民間用いずれも実用化されています。
操縦は基本的に無線操縦で行われ、
機影を目視で見ながら操縦するものから
衛星回線を利用して地球の裏側からでも
制御可能なものまで多様です。
飛行ルートを座標データとしてあらかじめ
プログラムすることでGPSなどの援用で
完全自律飛行を行う機体も存在します。
軍用無人機の中では、攻撃・射撃訓練の際に
標的となることを前提とした標的機、
偵察・攻撃の両方が行える
無人偵察・攻撃機があります。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、
アメリカ軍はアフガニスタンで無人攻撃機の
実戦を始め、その後、イラク戦争、イエメンなど
中東地域での攻撃に多用しています。
アメリカ軍が、無人機での攻撃を開始して以降、
殺害した人数は、2013年2月時点で約4700人と
推定されています。
民間用無人航空機の用途としては、
農薬散布、写真撮影、災害調査等があります。
アメリカでは、人々がよく事情を知らない間に、
政府が独自の判断で、テロリストなどへの
無人機による攻撃をエスカレートさせていきました。
そのため、一般市民も多数被害に遭って
問題になっているそうです。
★☆ ちょっと一言 ☆★
ハイテク化や機械化で便利になる事が
逆に苦や害をもたらす事もあります。
同じ家にいながら、携帯で挨拶をする
と言う様な話題も数年前にありましたが
心を通わす事が少なくなるのは残念ですね。
けれども、通信手段である、メールは便利です。
こうして、メルマガをお届けできるのも、
ハイテクのお蔭です。
お忙しい中、読んで下さる方々に
心から感謝申し上げます。