災害等で住み家や飼い主を失ったペット、
捨てられたペット、虐待されているペット、
何らかの事情で飼い主と離ればなれに
なってしまったペットを助けるため、
様々なボランティアグループが
活動しています。
インターネットやマイクロチップのおかげで
新しい飼い主、あるいは元の飼い主が見つかっても、
広いアメリカでは、ペットを送り届けたり、
迎えにいったりする事が大変な場合も
あるでしょう。
そこで一役買っているのが、
テキサスのトラック野郎集団
〈Operation Roger〉です。
ご存じのとおり、「Roger(ラジャー)」は
「了解」という意味。
依頼があれば「了解! どこへでも届けるよ」と
いうわけだ。南部のテキサスからオハイオの
施設で保護されている犬を預かりにいき、
アラスカの新しい飼い主まで
届けに行くことだってあるそうです。
テキサスのトラック野郎集団 Operation Roger
が出来たきっかけは、
2005年にアメリカ南東部を襲った
ハリケーン・カトリーナだそうです。
創設者のSue Wieseさん(69)も
かつてはトラックの運転手をしており、
ハリケーンのあと、住み家や飼い主を失った
何百というペットたちを目の当たりにして
心を痛めていました。
そして、自分にできることはないかと考え、
「運ぶ」ことだったらできるじゃないかと、
ボランティアのドライバーを募り、
Operation Roger を組織しました。
Wieseさんの表現を借りれば、
Operation Roger は
「ペットを愛する寄せ集めチーム」だそうですが、
創設以来、700匹近いペットを
全米各地へ送り届けているそうです。
「トラックのドライバーは移動ばかり
しているから、ボランティア活動も
なかなかできない。こういう形で
社会に貢献できるのはいいことだよ」と、
アラスカまで犬を届けたメンバーのひとり、
David Binzさん(50)は言う。
アメリカ各地の保護施設では
おびただしい数のペットたちが
保護されています。
心優しきドライバーたちの活躍は
今後も続きそうです。
★☆ ちょっと一言 ☆★
何かの出来事をきっかけに
「自分に出来る事はないだろうか」
と考え、そしてある行動を起こす。
素晴らしい事ですね。
何かしたいと思っても、
なかなか良い考えが浮かばなかったり、
何らかの、する事が見つかっても
実際に行動するまでには
至らない事もあります。
考えたことを実行に移すのは
エネルギーがいりますよね。
ちょっと、エネルギーが足りないな
と思ったら、
「ひょうたん水」を一口以上飲んで
大地の力やミネラルを補給して下さい。