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このページは、店長が2013年8月 6日 12:34に書いたブログ記事です。

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遺伝子組み換え表示の疑問

2013年8月 6日 12:34 | 店長 | カテゴリ:健康カテゴリ:食べ物・飲み物
 マクドナルドのフライドポテトの原料は
 多くの人は「ジャガイモ」「揚げ油」「塩」の
 3つでできていると想像している事でしょう。

 しかし、この度、なんと17種類もの原料で
 できていると言う事が明らかになりました。

 昨年、米マクドナルド社がはじめたのが
 情報公開キャンペーンでした。

 マクドナルドはとかく悪評がついてまわっているので、
 FacebookやTwitterで質問を集め、
 消費者の信頼性を構築することを狙っての
 ことでした。

 その一環で、同社はとうとうフライドポテトが
 どのように製造されているかと言う
 企業秘密を開示し、
 このたびその原料が明らかになったというわけです。

 原材料は次の通り。
 どんなものかが想像できないようなものが並んでいます。

 ジャガイモ、
 キャノーラオイル、
 水素添加大豆油、
 ベニバナ油、
 自然調味料(植物由来)、
 ブドウ糖、
 酸性ピロリン酸ナトリウム(色の保持)、
 クエン酸(保存料)、
 ポリジメチルシロキサン(消泡剤)、
 揚げ油(キャノーラオイル、コーン油、
     大豆油、水素添加大豆油、
     THBQ:tert-ブチルヒドロキノン、
     クエン酸、ポリジメチルシロキサン)、
 調味料(ケイアルミン酸ナトリウム、ブドウ糖、
     ヨウ化カリウム)

 これらはあくまで米国のマクドナルドの
 原料であるため、日本でも全く同じかどうかは
 定かではありません。

 ただ、やはり冒頭の3種でできているとは
 想像しにくいと言う事です。


 マクドナルドフライドポテトが出来るまで
  
 



 
 マクドナルドのフライドポテトは、
 色の変色を避けるために漂白し、
 それにより「自然の糖分が除去」され、
 その後、色を統一させるために
 グルコース(ブドウ糖)に浸される。

 と言う事です。

 またポテトが灰色にならないようにするための
 原料も含まれています。
 

 そして、揚げ油は「遺伝子組み換えのもの」
 であり、安全性が疑われます。


 「遺伝子組み換え食品」は、
 EUでは全ての原料の表示が義務化されています。

 しかし日本では、

 「含有量の多い3番目まで、
  かつ重量比5%以上の場合のみ表示」
 
 「途中で分解されれば表示しなくてOK」

 など、ほとんど消費者に役立たない
 企業利益最優先の規制しかありません。

 ですから、(遺伝子組み換えでない)と
 表示されていても
 実は使用されていることが普通にあるのです。


 既に、私たちの食卓には、多くの
 遺伝子組み換え食品が並んでいて、
 消費されています。

 次の商品が手元にある方は
 成分表を見て下さい。

 コーラ、発酵乳酸飲料、フルーツジュース、
 清涼飲料、ポン酢などの調味料、
 ドレッシング、パン、アイスクリーム、ケーキ、
 缶詰、漬物、スポーツドリンク、
 酒類、チューインガム、ジャム、
 佃煮、練製品、粉末製品。

 「ぶどう糖果糖液糖」又は
 「果糖ぶどう糖液糖」「異性化糖」
 なる文字が目につくと思います。

 「ぶどう糖果糖液糖」「果糖ぶどう糖液糖」
 を総称したものが「異性化糖」です 。

 
 異性化糖とは、ぶどう糖の一部を
 果糖に転換(異性化)したもので、
 砂糖液と同程度の甘味度があります。

 その異性化糖の原料は90%以上が
 アメリカ産のトウモロコシから出来た
 コーンスターチで、
 残り10%弱は国産のジャガイモデンプンと
 さつまいもデンプンです。

 アメリカ産のコーンスターチは
 輸入されているほとんど全量が
 遺伝子組み換えされていると言われていますので、
 かなりの量の遺伝子組換えトウモロコシが
 異性化糖に化けて我々の食卓に
 上っていると言う事です。


 ある清涼飲料水の企業に「異性化糖」の
 表示についてたずねたところ、

 「異性化糖を作る過程で
 遺伝子組み換えの成分は死んでしまうから
 表示やホームページへの記載はしていない」
 との回答があったそうです。

 しかし、遺伝子組み換えの成分は
 他の成分に混ぜた時点で
 他の遺伝子にも影響を及ぼす事が知られていて
 メーカーの回答は不十分と言わざるをえません。

 
 2000年6月3日の日本経済新聞によると、
 キリンビールは遺伝子組み換えの
 トウモロコシを原材料に使わないとしたことで、
 年間30億円のコストをかけているそうです。

 安全な原料を使えばコストもかかります。
 逆に言えば、遺伝子組み換えはコストが安い分、
 安全とは言い切れないのに、
 消費者にはそのリスクが知らされていないのです。




 ★☆ ちょっと一言 ☆★

 
 「ひょうたん水」は清涼飲料水ですが
 勿論、遺伝子組み換えの原料は使用していません。

 ここ、大分県佐伯市「ひょうたん水の里」で、
 手摘み、手選別、手洗浄しています。

 放射能汚染の心配も御座いません。


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