ボケ防止に、特に効果的なのは、 楽器を演奏することだとの調査結果が 学術誌『Neuropsychologia』に掲載されました。 スコットランドのセント・アンドルーズ大学が アマチュアの音楽家と楽器未経験者を対象に 単純な知能テストを受けてもらいました。 その結果、例えハイレベルでなくても 普通に楽器を演奏できる人は、 そうでない人と比べて全体的に頭脳明晰で、 間違いを発見して修正する速度が速く、 またその正確度も高いことがわかったそうです。 調査を率いたInes Jentzsch氏によれば、 こういった「間違いを見つけて直す」 というような脳のプロセスは、 老化からくる認知症やうつ病などを 発症するときに 一番最初に影響を受けるところだそうです。 そのため、楽器を演奏することで この第一段階を遅らせる、 もしくは食い止められれば、 脳の衰えも防止できる可能性がある と同氏は示唆しています。
音楽には人をリラックスさせ、 その活力を引き出す不思議な力があります。 誰にでも経験があるこうした効果を、 医療や福祉の現場で積極的に活用するのが 『音楽療法』です。 痴呆症の人がイキイキとした反応を見せるなど、 一定の成果が報告されています。 音楽療法が始まったのは1950年代の米国と 言われています。 第二次世界大戦により大量の傷病兵を出した米国は 野戦病院において音楽を流したり演奏してみたところ 兵士の治癒が早まりました。 その後米国を中心として音楽による治療効果が 立証されたのだそうです。 また、旧約聖書『サムエル記』では ダビデが、サウルのうつ病を竪琴で治した とされています。 ピタゴラスの定理などで知られる、 古代ギリシアの数学者、哲学者。 ピタゴラス(紀元前582年 - 紀元前496年)は、 「病気の原因は魂の不調和である」 「音楽は宇宙法則の反映」 「音楽は魂を調律し、覚醒させる」 「音楽は魂を本来の姿に戻す」 と語っています。 古くから、音楽が体や心魂に良い影響を及ぼすと 考えられていたのですね。 ★☆ ちょっと一言 ☆★ 音楽を聴きながら、 または、音楽を演奏しながら、 体調を整えて行くことは、良い事ですね。 今からでも、何か興味のある楽器を 始めるのも良いかも知れませんね。 また、リラックスさせたり、 頭をスッキリさせるために、 ひょうたん水を飲んで、頭部や首、肩につけると とても楽になると、愛用者の方から好評頂いています。 お試し下さい。