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このページは、店長が2010年3月19日 16:55に書いたブログ記事です。

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アルパカ・リャマ

2010年3月19日 16:55 | 店長 | カテゴリ:動物
 南米・アンデス山脈のアルパカが、
 サーフィンに挑戦しました。

 飼い主に連れられてペルーの海岸に現れたのは、
 ふわふわの毛が特徴のアルパカ。
 ちょっととぼけた顔だちのピスコ君です。

 ウエットスーツを着せられて抱えられ、
 ボードに乗せられたピスコ君は、
 飼い主と一緒に波に乗るかのように立ち上がります。

 けれども、海に滑り落ちてしまい、全身ずぶ濡れです。

 飼い主は、「オーストラリアならカンガルーやコアラだが、
 ペルーならアルパカだ」と思いつき、
 ピスコ君にサーフィンのトレーニングを始めたといいます。

 「アルパカを虐待しているのでは?」
 という声も上がっている中、
 ビスコ君は 楽しんだのでしょうか?


 こちらはサーフィン犬
 


  
 アルパカは、CMなどで癒し系の動物として
 有名になりましたが、南アメリカに生息する、
 アルパカに近縁の動物として、
 リャマ(ラマ)・ビクーニャ・グアナコがいます。

 伝統的には、ビクーニャとアルパカをビクーニャ属に、
 リャマとグアナコをラマ属にまとめられています。
 
 アルパカは毛を利用するために品種改良された家畜で、
 毛は刈り取るまで伸び続けるため、約2年間くらい切らずに
 放置しておくと地面に届くほどに伸長するのだそうです。

 1回の採毛量は3 kgほどで、1年おきに刈り取りを行います。
 1頭のアルパカからの刈り取りは生涯で3~4回ほどに
 過ぎないということです。

 ビクーニャの毛も高級品として取引されています。
 体毛が動物界で最も細く、100分の1mmといわれています。
 極めてきめ細やかなその糸は「神の繊維」「繊維の宝石」
 とも呼ばれ、ビクーニャ100%ともなるとコート1着で
 数百万円の値がつくのだとか。


 グアナコはリャマの祖先で、
 グアナコを家畜化したのがリャマだと
 考えられています。
 
 
 これらの動物の中でもリャマが圧倒的に飼育数が
 多いのだそうです。

 リャマは、インカ帝国においては、
 重要な儀式の際に生けにえとして捧げられたといわれていて、
 特に、真っ白な毛のラマと濃いこげ茶(黒に近い)の
 ラマは生けにえ用として珍重されていたそうです。

 ラマの胎児をミイラにしたものがラパス市などの
 アンデス地方の町で売られていますが、
 これは、家を新築する際に家の下に埋めて
 家内安全を願うために用いられているのだとか。

 また、ミイラの代わりに、ラマの形をした土偶を埋める
 ことも多く、これらはいずれもインカ時代の
 生けにえの風習の名残だろうと言う事です。

 

 

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