夜間に光に当たり過ぎると体重増加につながる 可能性があるとの論文が、発表されました。 米オハイオ州立大の研究チームは マウスを使った実験を行いました。 マウスを3グループに分け、 24時間明るい部屋、 16時間明るく8時間暗い部屋(通常の昼夜のサイクル)、 16時間明るく8時間薄明かりにする部屋 のいずれかに置いて、8週間実験しました。 その結果、夜間薄明かりの環境下に置かれた グループの体重は、通常の昼夜のサイクルに置かれた グループに比べて、1週目から著しく 増加したということです。 このグループの実験終了時の平均体重増加率は 通常の昼夜のサイクルに置かれたグループ より約50%も多かったのだそうです。 なお、24時間明るい環境下に置かれたグループの 体重増加率も、通常のサイクルに置かれた グループよりは多かったということです。 夜間にコンピューターを頻繁に使う人、 夜間にテレビを長時間みる人は、 誤った時間帯に食事をして代謝作用を 混乱させている可能性があるということです。 摂取カロリーと運動量のバランスがとれている にもかかわらず体重が増える人については、 こうした環境要因で説明できるということです。
日本では、特に実験用に改良・繁殖した 飼養変種を指して「マウス」と呼ぶことが多いですが マウスはあくまでハツカネズミの飼養変種です。 他に、実験用動物として、ラットとモルモットが代表的です。 ラットは、野生のドブネズミを改良したものです。 モルモットは、テンジクネズミ属の一種で、 温和で比較的飼いやすいため、愛玩用としても養殖 されているそうです。 ハツカネズミは、 妊娠期間が20日程度であることから 「はつかねずみ」の名が付いたとされています。 マウスは、愛玩動物として飼育されることもあり、 日本でも、江戸時代から白黒まだらのハツカネズミが 飼われていました。 この変種は日本国内では姿を消してしまいましたが、 ヨーロッパでは「ジャパニーズ」と呼ばれる 小型のまだらマウスがペットとして飼われており、 DNA調査の結果、これが日本から渡った ハツカネズミの子孫であることがわかったそうです。 現在は日本でも再び飼われるようになっているのだとか。 小動物のペットと言えば、ハムスターが代表的ですね。 ハムスターの視力はあまり良くなく、また色盲です。 そのため、外界の状況の把握は聴力と嗅覚に頼って います。 高周波を聴くことができるといわれており、 超音波で互いにコミュニケーションしているとも 考えられています。 急激な温度変化、乾燥や日射しには非常に弱く、 数10分の日光浴で死んでしまった例もあるそうです。 また特に温度が低くなった場合、擬似冬眠と呼ばれる 体温が低くなって死んだように眠ってしまう 状態になることがあります。 そのままにしておくと死んでしまうため、 ゆっくりと温めて起こす必要があるそうです。 ハムスター↓(注意:音が鳴ります)