知能が高く、働き者として知られる牧羊犬、 ボーダー・コリーの「チェーサー」(6歳半)が 調教師でさえも名前を書かないと覚えられない 1022個ものおもちゃの名前を 3年間のトレーニングで覚えた上、 言語の使われ方もかなり理解しているという 研究報告がされました。 研究を発表した米ウォフォード大学の心理学者 によると、チェーサーはもっと多くの言葉を 覚える能力があるとみられるが、 時間的な制約から、トレーニングを 1022語で中止させたということです。 2人の心理学者たちは、ぬいぐるみやボール、 フリスビー、子ども用の玩具などを 山のように買い込み、そのひとつひとつについて チェーサーに教える名称を決めて、 マジックで書き込みました。 そして、餌などのご褒美は一切与えずに、 1日4~5時間のトレーニングを3年間続けたところ、 チェーサーはおもちゃをすべて名前で識別し、 山と積まれたものの中から 選び出せるようになったそうです。 チェーサーはとてもおりこうさんですね。 根気よく教え込んだ学者の方もすごいですね。
ボーダー・コリーは、イギリス原産の犬種です。 「ボーダー」の名称は、原産地がイングランドと スコットランド、イングランドとウェールズの国境 「ボーダー地域」であることに由来するそうです。 8世紀後半から11世紀にかけて、 ヴァイキングがスカンディナヴィア半島から イギリスへ持ち込んだトナカイ用の牧畜犬が、 ボーダー・コリーのルーツになったと考えられています。 その後、イギリス在来犬種と交雑しつつ、 牧羊犬として、イギリスの羊毛生産を支える 重要な役割を果たしました。 牧羊犬として世界でもっとも使われている 犬種と言われています。 特にオーストラリアやニュージーランドでは 牧羊が国の主要な産業となっており、 ボーダー・コリーは多大な貢献をしています。 体高53cmぐらい、体重14~22kgほどの中型犬です。 従順、機敏で、特に運動性能に優れ、 犬の中では知能がもっとも高いとも言われています。 ボーダー・コリー
★☆ちょっと一言 ☆★ 繰り返し学ぶ事って大切ですね。 途中で諦めずに根気よく続ける事も大切ですね。 でも、楽しみながら学んで行ければ 更に良いと思いませんか? それは、ちょっとした考え方で変わってきます。 例えば、「1つの事しか出来ない」と悩むより、 「今まで出来なかった1つの事が出来た!」 と喜ぶ事で、次を頑張る事が出来ると思います。