京都市動物園は28日、飼育中のニシゴリラの
ゲンキ(雌、25歳)が妊娠したと発表しました。
出産は今年12月~来年1月の予定です。
誕生すれば、日本の動物園で生まれた
ゴリラ同士の初めての子供になります。
動物園によると、ゲンキは京都市動物園生まれ。
子どもの父親となるモモタロウ(雄、11歳)は
上野動物園生まれで、昨年10月に繁殖のために
京都市動物園にやって来ました。
ゲンキには「つわり」のような状態も見られ、
これまで積極的に食べなかった牧草などを
よく食べるようになったそうです。
ニシゴリラは西アフリカの熱帯雨林に生息。
絶滅の危機にひんしており、
日本では22頭が飼育されています。
ゴリラのゲンキ
ゴリラの寿命は、およそ35 年
体長、体高は、 1.2~ 1.8 メートル
体重は 135~ 220 キログラムにもなります。
ゴリラに対してゲップのような音を
2回出して語りかけてみると、
それはゴリラ語でいう挨拶になるそうです。
あぶくが沸くようなボコボコという音を出すと、
遊ぼうという合図になります。
咳をするようにコッコッコという音を出すと、
不満を表す言葉になります。
また、ゴリラは歌も歌います。
民謡のような歌をハミングするそうです。
ゴリラが威嚇行為を行ってきた場合、
恐いからといって逃げたりすると逆効果です。
追いかけてきて余計酷いことになるのだとか。
威嚇をされたらじっとしておくことです。
目の前まで威嚇してきますが、
威嚇をやめるようになります。
ゴリラは人間に近い生き物ですので、
人間と同じ病気に犯されやすいそうです。
季節の変わり目には風邪をひきやすいですし、
悪化すると熱や咳がでたり
鼻水が止まらなくなったりします。
人間のインフルエンザに感染しやすく、
ゴリラは結核や肺炎にもかかります。
子どものころにツベルクリン反応検査を
行ったりもします。
野生のゴリラは自然の薬草を食べて、
自分で病気を治しているそうです。
たとえばドクダミは漢方の一種ですが、
ゴリラはこれをむしゃむしゃと食べてしまいます。
ドクダミ以外の薬草でも好んで食べます
ゴリラの赤ちゃん
★☆ちょっと一言 ☆★
ドクダミや薬草を食べて、自分で元気になろうと
する行動は、動物の本能なのでしょうね。
私たちにはひょうたん水があります!
ひょうたん水は、ドクダミをはじめ
枇杷の葉、柿の葉、ヨモギなども
入っています。
ひょうたん水を早め早めの予防の為にも
是非、お飲み下さいませ。