ウエスタン・コーン・ルートワームという
代表的なトウモロコシの害虫に、
遺伝子組み換え(GM)トウモロコシが出す
毒素に対する耐性が広がっていて、
トウモロコシ生産者にとって新たな脅威と
なりつつあります。
ウエスタン・コーン・ルートワームは
米国で最も多いトウモロコシの害虫で、
欧州でも増える可能性があるのだとか。
もしも、耐性を持った害虫が蔓延すれば
トウモロコシ生産者は再び農薬の大量使用を
余儀なくされるだろうと警告しています。
米バイオ企業大手モンサント(Monsanto)は2003年、
この害虫に強いGMトウモロコシの種を発売しました。
以降、米国のGMトウモロコシの作付面積は増え、
2009年には国内で収穫されたトウモロコシの
45%をGMトウモロコシが占めるようになりました。
モンサントは耐性を持つ害虫が増えている
という研究結果を深刻に受け止めているが、
既存のGM作物は作付けした土地の99%以上で
良好な結果が出ているとして、
農家が既存のGM作物の栽培を止める理由は
何もないと主張しているそうです。
ウエスタン・コーン・ルートワーム↓
http://shokubutsunews.seesaa.net/article/125047773.html
日本は世界最大のトウモロコシ輸入国であり、
その輸入量の9割をアメリカに依存しています。
動物実験で免疫異常や死亡率の増加
などの結果が、イタリア、オーストリア、カナダ等で
報告されていますが、日本は、食品として安全である
として承認しています。
GMトウモロコシは、スーパーなどで一般的に
市販されている食品に含まれます。
植物性油脂、アルコール、香料、デンプン、
果糖などの原料として日本国内で流通しています。
表示義務はないのだとか。
コーンスターチはGM表示対象だそうですが、
「主な原材料」(原材料の上位3位以内で、
かつ、全重量の5%以上を占める)でない場合は
表示義務はないのだそうです。
GMを使用した食品すべてに表示がなければ、
食品を選択する時に本当に安全かどうか
不安ですね。
そんな中、日本がTPPへの参加を検討しています。
TPPとは、「環太平洋戦略的経済連携協定
(Trans Pacific Partnership)」の略称で、
簡単に説明すると、太平洋周辺の広い地域の国が
参加して、自由貿易圏を作ろうという構想です。
関税などなしに自由に貿易を行うことができます。
日本がTPPに参加した場合、どの程度の影響が
出るかを試算しています。
内閣府は、日本がTPPに参加するとと
GDPが2.4~3.2兆円増えるという楽観的な見方を
出しています。
一方、農林水産省は反対に日本がTPPに
参加することは非常に大きなマイナスになると
述べました。
農水省の試算では、日本がTPPに加盟すると
他国からの安い農産物が大量に輸入されるため、
日本の農家の多くが農業をやめてしまう
と読んでいます。
結果、農業関連のGDPが4.1兆円も減少、
GDP全体としては7.9兆円もの損失になるとか。
環境面でも3.7兆円の損失になり、
合計で日本が被る損失は11.6兆円になるとしています。
さらにそれだけには留まらず、340万人の雇用が失われ、
食糧自給率も現在の40%から14%にまで下がると
予想しています。
経済産業省の試算では、日本はTPPに参加した方が
利益になると結論を出していて、
日本がTPPに参加しないと、雇用も81万2000人も
失われるという予想をしています。
国の3省庁がそれぞれ全く違う結論を出していては、
一般庶民としては、日本がTPPに参加した方が
よいのかどうか、ますますわからなくなります。
ただ、GMトウモロコシのような、安全性が疑われる
食品が多く輸入され、健康を害するという可能性も
出てくるかもしれません。
TPP
★☆ちょっと一言 ☆★
私たちは、日々、少なからず、
化学添加物や残留農薬を口にしています。
けれども、出来るだけ、
それらを口にしないで良いように、
気を配る事は大切ですね。
ひょうたん水の愛用者の方々は、
食べ物、飲み物にもひょうたん水をかけて
飲食を心掛けている方が多いです。
ひょうたん水を体に入れることで
体に良くないものを排出する
本来の体の力が増すようです。
とのお声も頂いています。
是非、
ひょうたん水を入れたものと入れないものの
味比べをしてみて下さい。
まろやかになったり、後口がさっぱりしたり
等の変化を体験してみて下さい。