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このページは、店長が2013年1月25日 16:20に書いたブログ記事です。

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世界一寒い村

2013年1月25日 16:20 | 店長 | カテゴリ:世界の出来事カテゴリ:生活
 世界一寒い村は東シベリア・サハ共和国内の、
 海抜750メートルに位置する
 ロシアのオイミャコン村です。

 1月の平均気温が-50℃で、
 これまでの記録は-71.2℃だそうです。

 寒さで携帯電話は機能せず、
 車のエンジンは一晩中かけ放して凍結を防ぐのだとか。


 約500人の村民はモンゴロイドが多く、
 もともとは遊牧民でした。

 オイミャコンとは"凍らない水"を意味し、
 近くにある温泉でトナカイたちに水を与える
 中継地でしたが、旧ソ連の政策により
 1930年代以降定住を余儀なくされました。

 村民はトナカイを育てたり、
 狩猟や漁業で暮らしを立てています。

 
 村に一校だけある学校では、
 気温が-52℃を下回ったときのみ
 休校になるのだとか。


 夏場の気温は対称的に30℃を越えることがあり、
 年間の気温差は100℃近くなります。

 世界で最も過酷な住環境の一つと言えそうです。
 

 
 オイミャコン村の-71.2℃という世界最低気温の
 記録は、ギネスにも認定されているそうです。

 内陸性気候、標高が高い盆地、風が吹かないので
 冷たい空気がどんどん下にさがるなど
 さまざまな要因が重なるオイミャコン村は
 「寒極」と呼ばれ、北極やエベレスト山頂よりも
 気温が低いということです。

 風はなく雪も少ないところなので、
 意外にも暮らしやすいと村人は言います。
 
 オイミャコンに続く一本道はコリマ街道、
 別名「白骨街道」と呼ばれる道です。
 スターリン時代につくられたもので、
 道路建設や地下資源採掘などで強制労働させられた
 人々が大勢死んでいったそうです。

 オイミャコンの人々は自給自足の生活をしていて、
 牛や馬を飼っています。
 トイレは外。冷蔵庫は家にもあるけど、
 牛や馬などの肉やジャムなどの保存食は
 外の天然の冷凍倉庫を使っています。
 
 暖房は、玄関の薪ストーブを絶えず燃やして
 温められた温水を各部屋に循環させる
 という仕組みだそうです。

 水道は凍るので通っていません。
 月に何度か給水車がやってきてドラムに
 水を供給していってくれるのだとか。
 
 オイミャコンは永久凍土でありながらも、
 温水がこんこんと湧き出す土地なので
 川の水は冬でも凍りません。
 この凍らない川の水があるから、
 暮らしていけるということです。


  ★☆ちょっと一言 ☆★

 今日から数日間、日本列島は強烈な寒波で
 かなり寒くなるそうです。

 暖かくして、お過ごし下さい。

 特に、ひょうたん水をお風呂に大匙1杯以上入れて
 ゆっくり暖まると湯冷めもしにくいと好評です。


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