ハンガリーの集団による
影絵パフォーマンスが、絶賛されています。
影による表現方法、しなやかな動き、
そして感動的なストーリーと、
最後まで息をつく暇もないほどです。
美しさのあまり涙を流す人を続出させた、
パフォーマンスをご覧ください。
世界初となる次世代バイオ素材
「合成クモ糸」による製品の試作品が
ベンチャー企業「スパイバー」の
関山和秀社長(30)により
発表されました。
試作品は、合成クモ糸を素材として
使用した青いドレスです。
使用された素材は「QMONOS(クモノス)」と
名付けられています。
合成クモ糸は、微生物の遺伝子を組み換え、
クモの糸と同等の繊維を生み出す技術で作られており、
遺伝子を変化させることで、
繊維に色を付けることも可能だそうです。
クモ糸は、鋼鉄より4倍ほど強く、
ナイロンより柔軟なことから「夢の繊維」
と言われています。
けれども、クモは縄張り争いや共食いが激しく、
蚕のように人工飼育できないため、
工業化は困難とされてきました。
また、エネルギー問題、
環境問題などが世界的な課題となる中、
その性能だけではなく、
原料を石油に依存しない環境負荷の
極めて少ない次世代素材として
注目されており、工業化が期待されています。
海外でも研究機関を中心に
実用化に向けた開発が進むものの、
基礎研究の段階にとどまっていると言う事です。
スパイバーは既に関連技術を含めて
16件の特許を出願しています。
蜘蛛の糸の繊維↓(注意:音が鳴ります)
http://www.nikkei.com/video/?bclid=67379776001&bctid=499299470002&scrl=1
世界の建築界でも権威のある
「プリツカー賞」を日本の建築家である
伊東豊雄氏(71歳)が受賞しました。
プリツカー賞とは、アメリカのホテルチェーン
ハイアットホテルアンドリゾーツのオーナーである
プリツカー一族が運営するハイアット財団
から建築家に対して授与される賞です。
審査委員長のピーター・パルンボ氏は、
伊東氏の「目を見張るべき建築作品には、
コンセプトのイノベーションが見受けられる。」
と指摘しており、
「ユニークな才能を持ったプロフェッショナルだ。」と
述べているそうです。
伊東氏はプリツカー賞を受賞する日本人
としては6人目です。
1965年、伊東氏は東京大学工学部を卒業し、
1971年には独立し、アーバンロボットを設立しました。
伊東氏は実用的な建物を設計しており、
住宅や図書館、劇場、店舗、オフィスビル、
駐車場施設などを建てています。
ニュース↓(注意:音が鳴ります)
ロシアの古典バレエにおける日本人スターで、 「バレエの衣装をまとったサムライ」と呼ばれた 日本人でただ1人のボリショイ劇場のソリスト 岩田守弘さんが、引退を前にボリショイ劇場で17日、 最後の公演を行ないました。 日本の和太鼓に合わせた武道の動きに、 ロシアの伝統的なバレエを融合させた 岩田さんによる創作バレエ「魂」などが披露され およそ1000人の観客から拍手や歓声があがりました。 岩田さんは、 1996年にボリショイ劇場のバレエ団に ソリストとして入団して以来、 16年間、難しい役柄を表現力豊かに演じ 高い評価を得てきました 岩田さんはダンサーとしてのキャリアはこれで 終止符を打つものの、今後はバレエの振付師として、 またバレエ作品の演出家として活躍する 計画だそうです。 岩田守弘さん
過去2回しか一般公開されたことのない イタリア・ルネサンス期の巨匠 レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像画が、 トリノ・ヴェナリア王宮で公開されています。 老年期の自画像で、トリノ王室図書館に 収蔵されており、これまで1929年と2006年の 2回しか公開されたことがありませんでした。 センサー付きの強化ガラスケースに入った状態で 展示され、 5000万ユーロ(約52億円)の保険が かけられています。 この自画像のほかデッサンや作品に関する 直筆メモなど約30点が、来年1月29日まで公開されるそうです。 ダ・ヴィンチの自画像展覧会
ロシア・バレエとオペラの殿堂、 国立ボリショイ劇場本館の約6年間にわたる 大規模修復工事が終了しました。 修復によって現在の同劇場が開館した 19世紀当時の内装が蘇った一方、 舞台装置などにはさまざまな新技術が取り入れ られたそうです。 ボリショイ劇場は火災による消失を経て 帝政期の1856年に再建されました。 建物の老朽化も進んでいたため、 2005年7月から大規模修復が行われていました。 ホールやロビーの修復では壁画やシャンデリアなど 細部にいたるまで19世紀当時を復元するため、 約1千人の専門家を投入したそうです。 また、舞台には7面の可動方式が導入されて 多様な演出に対応できるようになったほか、 地下にはリハーサル・ホールなどが新設されました。 今回の修復では工期が予定の2倍に延びたほか、 総工費も当初計画の16倍となる200億ルーブル (約500億円)以上に膨らんだそうです。 劇場本館は28日、特別コンサートで再オープン するということです。 ボリショイ劇場修復
芸術の秋です。 新体操の美しさもまた、芸術ですね。 フランスで開催されている第31回世界新体操選手権大会 個人総合が行われ、個人種目別の4種目全てで 優勝を飾ったロシアのエフゲニヤ・カナエワが 優勝を飾りました。 今大会の個人種目で5冠を達成しました。 人間の動きが「芸術作品」そのものです。 けれども、この喜びの結果を出すために、きっと 多くの苦しい練習を乗り越えてきたのだろうと つくづく思いました。 喜びは、楽で手に出来るものは無いと言う事ですね。 Evgenia Kanaeva↓(注意:音が鳴ります)
台湾中部の彰化県県立体育館で18日、 18歳未満の子ども4645人が一斉に バイオリンを演奏し、 同時に大勢でヴァイオリンを演奏する ギネス世界記録を86年ぶりに更新しました。 これまでの記録は1925年にロンドンで樹立された 4000人だったそうです。 子供たちは、3曲をヴァイオリン演奏し、 連続5分間の合奏要求をクリアした後、 ギネス世界記録のガレス鑑定官が、 ギネス世界記録の獲得を発表しました。 参加した児童・生徒には、全員一枚ずつ ギネス世界記録挑戦成功証書が授与されました。 彰化県はヴァイオリン教育に力を入れていて、 県内172の学校に五千数百丁のヴァイオリンが 置かれているそうです。
最近、お天気がはっきりしません。 政治は尚更、先が見えないような気がします。 ちょっと気分転換に、日本の伝統芸能に親しもうと、 日舞を見ました。 若い時の玉三郎が、美しく舞っています。 三味線や笛の音色も良いですね。 坂東玉三郎 「藤娘」
2月6日に行われた 「第39回ローザンヌ国際バレエコンクール」 の決勝で、埼玉県の加藤静流君 (16歳) が5位、 群馬県の堀沢悠子さん (16歳) が7位で 入賞を決めました。 これで日本は第34回コンクール以来 6回連続で入賞者を出したことになります。 入賞者は同額の奨学金16000スイスフラン (約140万円)と、 一流のバレエ学校やカンパニーに 1年間留学する権利が得られます 今年のコンクールには、DVD審査で選ばれた 世界19カ国74人の若いダンサーが参加しました。 日本人は最多の18人が参加しました。 4日間の練習を行い、 練習点と2月5日の選抜点の合計で 決勝進出者約20人が選抜され、 その後決勝で7人が入賞しました。 決勝進出に選ばれなかった参加者も 最終日にオーディションがあり、 コンクールに協力するバレエ学校や バレエカンパニーから招待を受ける場合が ほとんどだそうです。 公式サイト http://www.prixdelausanne.org/v4/
ショパンやドビュッシーも愛した 世界最古のピアノ製作会社「プレイエル(Pleyel)」。 このフランスの老舗がいま、デザイナーズ家具に 活路を見出そうとしています。 中国や韓国で製造された 価格が2000ユーロ(約22万円)程度のピアノが 世界シェアの8割を占めるようになり、 プレイエルのグランドピアノの年間生産台数は、 10年前の1700台からわずか25台に減りました。 とはいえ、同社には200年以上も受け継がれてきた 最高級の木象眼・木工技術のノウハウがあります。 パリにあるプレイエルの工場では、 熟練の15人のスタッフが20種類の仕事をこなしています。 高級家具職人、漆職人、ニス職人・・・ どれも楽器製造で培ったノウハウです。 これらの各分野の高い技術を、高級家具の製作 にと、生産を始めたと言う事です。 まさにピアノ業界の多角化と言えるかもしれません。
プレイエル・ピアノ
その昔、バレエマンガが流行った頃、真似をすれば ふわっとジャンプが出来るような錯覚をしていましたが、 重たい体が、訓練もせずにそう簡単に浮くわけがありません。 スポーツも芸術も、訓練の積み重ねですね。 100年に1人の逸材とまで称される現代バレエの女王と言われている シルヴィ・ギエム(1965年2月25日~フランス・パリ生まれ )の ダンスは、柔軟な体、弓のようなアーチを描く足の甲や、 200度は開いていそうな開脚・ジャンプで観客を魅了しています。 シルヴィ・ギエム <
伝説のキューバ人プリマバレリーナ、 アリシア・アロンソ(Alicia Alonso)さんが 90歳になることを祝い、米国の2大バレエ団の、 アメリカン・バレエ・シアターと ニューヨーク・シティ・バレエが、 11月にキューバの首都ハバナで公演するそうでうす。 アメリカン・バレエ・シアターが、 ハバナで最後に公演を行ったのが1960年でした。 その2年後の1962年以来、 米国はキューバに経済封鎖を続けています。 そのこともあって、米国のバレエ団によるキューバ公演は、 半世紀ぶりということになります。 アリシア・アロンソさん