植物学と細菌学の英研究機関
ジョン・イネス・センターによると、
植物は夜間に飢えるのを防ぐため、
正確な算数分割をしている事が
明らかになりました。
一定の率でデンプンを使い、
夜明けに使い果たすよう
正確に計算しているらしいのです。
そもそも植物というものは、
昼間は光合成を行い二酸化炭素を糖と
デンプンに変えて生活し、
夜になると貯蓄したデンプンを
エネルギーに変えて飢えを凌いでいます。
しかし研究によると、
ただやみくもにデンプンを使っているのではなく、
植物はまるで割り算をしているとしか
思えない正確さをもって、
デンプンの消費量を正確に調整しているのだとか。
まずは夜間にデンプンの総量を、
葉の内側にある形態が測定。
夜明けまでの時間の情報は、
我々の"体内時計"と似たメカニズムによって
得られるといい、
デンプンの総量をその時間で「割る」事によって、
その使用量を設定します。
そして夜明けには約95%のデンプンが
消費されるよう「計算」しているということです。
その消費速度は、成長と生産性を最大限にするべく
完璧に調整されているのだそうです。
奈良県桜井市の纏向遺跡(まきむくいせき)で
1991年に出土した花粉が
3世紀中ごろのバジルであることがわかったと、
環境考古学者の金原正明教授が発表しました。
バジルは熱帯アジア原産。
日本には江戸時代に薬用として持ち込まれたと
言われて来ました。
3世紀といえば邪馬台国の女王卑弥呼がいた
とされる時代で、当時の様子を知る上での
貴重な手がかりとなるのだとか。
花粉は遺跡の中心部にある溝の土壌から
わずかな量が検出されましたが、
何の植物かこれまで不明のままでした。
別の発掘調査で集めたバジルの花粉との比較を
顕微鏡で行なったところ、
同じ形をしていたため、
バジルだと判明したそうです。
卑弥呼の時代の花粉が見つかったことは、
その時期にすでにこの地が国際交流が盛んな
地域であったことを示しています。
アルバート・アインシュタインは、
地球上には人類の存続を脅かすものが
2つあると言ったそうです。
ひとつは核戦争によるアルマゲドン。
もうひとつがミツバチが姿を消すこと。
「もしミツバチが地球上から姿を消したら、
人類は4年で絶滅するだろう。
蜂がいなければ、植物は受粉しない。
植物がなくなれば、動物は生きられないし、
人類も同様だ」
と、天才物理学者アインシュタインが
予言した問題が近年起こっています。
世界中からミツバチが姿を消そうとしているのです。
(蜂群崩壊症候群)
ミツバチの大群が突然消えてしまう。
そんな不可思議なニュースを
最初に耳にするようになったのは2005年。
農薬、謎のウイルスに感染、ダニ、
電磁波がその原因として挙げられ、
はたまた「ミツバチは一斉に次元を超えて
アセンションしたんだ」
と、馬鹿げた説まで浮上した蜂群崩壊症候群ですが、
現在、それは「ネオニコチノイド」と呼ばれる
新たな殺虫剤が一つの原因ではないかと
言われています。
農薬の影響を受けたと思われる蜂
蜜蜂の死んだ島、生きた島
フンコロガシは天の川の光を頼りに まっすぐにふんを転がすという研究結果が 25日、米科学誌カレント・バイオロジー に発表されました。 スウェーデン・ルンド大学などの研究者らと 共同研究した南アフリカの大学の 生物学研究チームは、 地元のプラネタリウムで夜の空を再現し、 フンコロガシの行動を観察しました。 その結果、脳は小さく、視力は弱い フンコロガシが、天の川の星々の光を頼りに まっすぐ進み、ふんを奪い合うライバルの いる場所に円を描いて戻らないように 移動していることが分かったそうです。 フンコロガシは人工の光よりも、 太陽、月、銀河の光を好むようです。 天体ははるかかなたにあるため フンコロガシにとっては動いていないように見え 固定された基準点になります。 アザラシや一部の鳥や人間が星を 道しるべにすることは知られていますが、 天の川を手掛かりにすることが 報告されたのはフンコロガシが初めてだそうです。
自然豊かな場所で深呼吸をすると 清々しい気持ちになりますが、 実際に体も大いにその恩恵に 浴していることがわかったそうです。 手術後の患者は屋外で過ごした方が 術後の回復が早いとの研究結果もあります。 加えてこの度、米農務省の指示により、 米国標準技術局及びドレキセル大学が アオナガタマムシが1本木を枯らすことで、 米国内の心臓病や呼吸器疾患の患者が どれほどの被害を受けるのか算出しました。 その結果、アオナガタマムシの蔓延により、 米国では呼吸器疾患で6,000人以上が死亡、 心疾患では15,000人以上が死亡すると 見込まれ、 「人は近くに木々があれば病院での治療や 手術などに頼らなくても健康で過ごせる」 と言う事がわかったということです。 ことの発端は、米国で昨年12月に発見された トネリコの木に穴を開けるアオナガタマムシです。 アオナガタマムシのせいで 22種のトネリコの木が樹木病に感染し、 1億本の木々が枯れたとみられています。
米イリノイ州ピオリアを流れる イリノイ川で、増えすぎた外来種のコイを アーチェリーの弓で射って駆除する 「スポーツアトラクション」が ひそかな人気となっています。 アジア産コイの一種、ハクレンは神経質な魚で、 ボートのモーター音に驚いて水面高く飛び跳ねる 習性があります。 この習性を利用し、 楽しみながらハクレンを 駆除するのだそうです。 1970年代に水質浄化を目的に 米国に持ち込まれたハクレンは、 90年代初頭の洪水でミシシッピ川に 大量に逃げ出した後、米中西部を中心に急速に 繁殖を拡大して在来種を駆逐しています。 「水中の掃除機」と呼ばれて嫌われているほか、 釣りやボート遊びなどにも多大な影響を及ぼして 問題となっています。 米国ではコイを食べる習慣はありませんが、 被害の大きい地域の各自治体はハクレンを 「シルバーフィン」「ケンタッキー・ツナ」などと 名付けて「ご当地グルメ」化しようと努めています。 仕留められたハクレンの多くは、 近くに投棄してコヨーテの餌にしているそうです。
カリブ海で発見された魚に寄生する極小の甲殻類が、 ジャマイカ生まれのレゲエの神様 ボブ・マーリー(Bob Marley)にちなんで 「グナチア・マーレイ(Gnathia marleyi)」と 名付けられました。 グナチア・マーレイは、カリブ海の 浅瀬のサンゴ礁に生息する小型の甲殻類で、 魚に寄生してその血を吸います。 米アーカンソー州立大学の海洋生物学者、 ポール・シッケル博士が発見しました。 博士は「正真正銘の自然界の驚異」であるこの新種に、 自分が尊敬し崇拝するボブ・マーリーにちなんだ学名を 命名したと語りました。 シッケル博士は、ボブ・マーリーとこの生物は 「カリブ海の固有種」という点で共通していると、 ウェブサイトで説明しています。 グナチア・マーレイ
米アリゾナ州では、高さ5メートルのサボテン 「サグアロ」の下敷きになった公共事業局の職員 ウィリアム・メイソンさんが救急搬送され、 集中治療室に入院しました。 メイソンさんが通りで水道管を修理していた時、 巨大なサボテンが倒れ、下敷きになったそうです。 メイソンさんは仲間の職員たちに救出され、 直ちに病院へ搬送されました。 医師らによると、メイソンさんは背中と足に 大きな外傷を負いました。 医師たちによってメイソンさんの体から 約150本のとげが抜かれたそうです。 サグアロサボテンは世界最大のサボテンで、 アリゾナ、カリフォルニア、メキシコなどに 生息しています。 サグアロサボテンはアリゾナ州のシンボルと なっています。 サグアロサボテンは希少種で、 同州ではサグアロサボテンを伐採した者 あるいは何らかの方法で害を加えた者には、 最大25年の禁固刑が科せられるという 法律も採択されました。 サグアロサボテン
ウエスタン・コーン・ルートワームという 代表的なトウモロコシの害虫に、 遺伝子組み換え(GM)トウモロコシが出す 毒素に対する耐性が広がっていて、 トウモロコシ生産者にとって新たな脅威と なりつつあります。 ウエスタン・コーン・ルートワームは 米国で最も多いトウモロコシの害虫で、 欧州でも増える可能性があるのだとか。 もしも、耐性を持った害虫が蔓延すれば トウモロコシ生産者は再び農薬の大量使用を 余儀なくされるだろうと警告しています。 米バイオ企業大手モンサント(Monsanto)は2003年、 この害虫に強いGMトウモロコシの種を発売しました。 以降、米国のGMトウモロコシの作付面積は増え、 2009年には国内で収穫されたトウモロコシの 45%をGMトウモロコシが占めるようになりました。 モンサントは耐性を持つ害虫が増えている という研究結果を深刻に受け止めているが、 既存のGM作物は作付けした土地の99%以上で 良好な結果が出ているとして、 農家が既存のGM作物の栽培を止める理由は 何もないと主張しているそうです。 ウエスタン・コーン・ルートワーム↓ http://shokubutsunews.seesaa.net/article/125047773.html
皇居・宮殿に近い二重橋堀などで、 絶滅危惧種の水草「ツツイトモ」が大繁殖しています。 細い茎が伸びて水面に茂り、 ゴミが絡まるなど景観を損なっているのですが、 希少なだけに、根を残して茎の先だけを刈り取る という、慎重な作業が行われているそうです。 ツツイトモはヒルムシロ科の沈水植物で 池沼や河川、水路に生育します。 環境省のレッドデータブックで 「絶滅の危険が増大している種」という 絶滅危惧II類に分類されています。 環境省の皇居外苑管理事務所によると、 ツツイトモは以前から桜田門に近い 桜田堀や同堀と繋がる二重橋堀に生息しているが、 今年は両堀で大繁殖したということです。 関係者を悩ますツツイトモですが、 悪いことばかりではありません。 ツツイモトは、プランクトンの発生を抑え、 水質にはプラスの効果があると言う事です。 そのため、昨夏は猛暑と渇水で プランクトンが大発生し、水が茶色く濁ったのですが、 今年はツツイトモのおかげで透明に近いのだとか。 ツツイトモの日本のレッドデーター↓ http://www.jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06050045106
ひょうたん水の里は、ぼたん桜が満開です。 被災地でも、桜が満開でしたね。 福島市の花見山(個人所有)の 美しさは、福島の人たちの心を和ませているとの 報道がありました。 自然の恵み、地球からの贈り物ですね
今年の紅葉は、例年い比べ早いそうです。 ひょうたん水の里も、とても綺麗に色づいています。 日本の四季は本当に美しいですね。 京都の紅葉
人が暑くて体調を崩していれば、 他の生き物も何かしら変化があります。 関東地方では、お猿さんが住宅街に下りてきて 人に噛み付いたりしているそうです。 また、スズメバチも暑さと水不足で、 凶暴化しているらしいです。
また、この九月はスズメバチが活動が活発になるそうです。 蜂の巣を見つけたら、できるだけ早めに 業者の方に処理してもらうほうが良いとの事です。 ハチは黒いものに寄ってくる習性がある様ですので 着るものにも気をつけましょう。
オーストラリア北部で、 コガネムシの過剰繁殖を防ぐため、 1935年にハワイから輸入された、 オオヒキガエルが過剰繁殖しています。 地元では、毎年4週間にわたって オオヒキガエル狩りのイベントを開催して いますが、それでも解決には至らないそうです。 オオヒキガエルは、頭の後部に毒腺を持っており、 複数の爬虫類が、このカエルを 食べることによって個体数が減り、 絶滅の危機にさらされているのだとか。 そこで、地元当局が観光客の手を借りることを 検討しています。 現地のツアーで、「観光客」が、 「カエルバスターズ」となり、 オオヒキガエル狩りを行うというものです。 観光客は、大自然の夜の様子がわかるだけでなく、 同時に何かを達成した、人助けをしている という気分も得られるだろうと言うことです。 しかし、生態系を壊す原因を作ったのは人間です。 【増え過ぎたといって、今度は駆除をする】 仕方ないとはいうものの考えさせられますね。