ハーバード大学が1938年から75年間にわたり 継続している「Grant Study」という 研究があります。 ハーバード大学の男子卒業生268人を対象に、 その後の人生を追跡調査したもので、 対象者は2年に1度、健康診断、心理テスト、 面接などを受けています。 そして、「幸せな人生を送るために 必要なものは何か?」を見極めるための 分析がなされてきたそうです。 幼少期に母親と温かな関係にあり、 密接な絆を結んでいた男性は、 そうではなかった男性に比べて、 仕事における効率性が高く、ピーク時(55~60歳) の年収が8万7000ドル(約890万円)も高い ことがわかりました。 また、母親との関係がよくなかった男性は、 老年期に認知症を発症する確率が 高くなることも分かっています。 父親との関係においては、 こういった相関関係は見られなかったそうです。 幼いころ父親とよい関係を築いていた男性は、 75歳時の調査で人生の満足度が高く、 不安のレベルが低いことが分かっています。 母親と密接だった男性については このような相関関係は認められなかったそうです。 この研究は、幸福な人生を送るためには 総じて「人間関係」が重要であることを 裏付けているという事です。 42年にわたり「Grant Study」を 率いてきた精神科医George Vaillanは、 この研究をまとめた自身の著作の中で 「幸福とは愛です(Happiness is love)」 と結論づけているのだそうです。
動物園の虎と、硝子越しに遊ぶ2歳の男の子。 トラの着ぐるみ着て、走り回る男の子に 虎も硝子越しにじゃれています。 微笑ましい映像です。
米ミズーリ大学博士号取得候補者である ゲアリー・C・グリック氏が 明らかにしたところによると 母親のネガティブな人付き合いの仕方は、 思春期の子どもにそのままコピーされる のだそうです。 多感で影響を受けやすい思春期の子どもは まさに母親の生き写しで、 「たとえば母親が自身の友達と 派手にけんかすると、 そのやり方が正しいと、 またはこれが普通なんだと 子どもの中にインプットされてしまう」 と言う事です。 更に思春期の子どもは 母親が大人同士けんかしているのを見て 反発を覚えると、 それが不安神経症やうつを引き起す 可能性もあるのだとか。 今回の調査は10歳~17歳の子どもを対象に行われ、 子どもとは別に母親にも自らの友人関係について 質問したそうです。 その結果、母親が胸を張れるであろう、 友人関係のポジティブな面というのは 皮肉にも子どもにはあまり影響せず、 一方で子どもは、母親の持つネガティブな 人間関係や敵対関係ばかりを 真似る傾向にあると判明したと言う事です。
オープンアクセスのオンラインジャーナル 『PLoS ONE』に掲載された研究によると、 妊娠三半期後期に同じ音楽を 何度も聞かせられた赤ちゃんは、 生まれた後でもそのメロディを覚えている ことが脳波による調査で明らかになりました。 妊娠三半期後期とは、 妊娠期間を10カ月に設定し、 3.3カ月ごとに三等分した、 第3三半期(後期)の事です。 研究では、妊娠三半期後期にある女性24人を 対象に行われました。 週5回「キラキラ星」を お腹の赤ちゃんに聴かせるように指示しました。 どのぐらいの回数を聞かされたかは 個人によって異なるが、46~64回の間だったと いう事です。 そして赤ちゃんが生まれた後と、 4ヶ月後に、全く同じメロディのものと、 所々音符を変えた「キラキラ星」 を両方聞かせ、 事象関連電位(ERP:思考や認知の結果として 計測される脳波のこと)を測定しました。 なお、どれほど記憶が続くかを調査するため、 新生児の時から4ヶ月後の最検査の間には、 「キラキラ星」は聞かされなかったそうです。 その結果、新生児の時と4ヶ月後に、 全く同じメロディの「キラキラ星」を 聞かせた時にだけ、胎児の時に旋律を学んだ グループの脳波に統計的に有意な反応が みられました。 音符を変えた「キラキラ星」では、 両グループに差はみられなかったという。 また、新生児の頃と4ヶ月後のデータを比較すると、 新生児の時のほうが反応は大きかったのだとか。 (4ヶ月経つと、やはり記憶は薄れるということです。) 妊娠後半に、学習した胎児の記憶は、 以前の研究で考えられていたよりも 長続きするようです。 ただし、4ヶ月でも記憶は薄れてしまうので、 3歳ほどの子供が本当にお腹にいた時のことを 覚えているかは定かではありません。
芸術の秋です。読書に音楽。 つい涙してしまう事も・・・。 こちらは、10カ月になる女の子の赤ちゃん。 お母さんの歌声が大好きだそうで、 感動のあまり?涙してしまう 様子をご覧ください。 ↓ (注意:音が鳴ります)
米デラウェア大学のブライアン・N・バーダイン氏ら の研究が、学術誌『Child Development』に 掲載されました。 その内容は、 社会経済的地位の違う3歳児100人以上を対象に 空間認識能力と数学の能力について 研究を行ったものです。 子どもたちの空間認識能力は、 形や大きさの違う積み木を組み立てていく様子から、 数学の能力は簡単な足し算や引き算などをもとに 査定しました。 その結果、組み立てられた積み木の形を真似て、 自分でも同じ形をつくることができる子どもは、 数学の能力が格段に高いことが明らかになったそうです。 また、積み木やレゴなどのおもちゃに 触れることが少ない子どもは、 空間認識能力が低いことがわかったのだとか。 これまでの研究で、 積み木やパズルなどの遊びは 子どもの空間認識能力を鍛え、 中学や高校で学ぶ数学の複雑問題を説くのに 役立つことが判明していました。 しかし、3歳児のときから その差が出ていると証明されたのは 今回が初めてだそうです。 小学校入学前の幼い子供には、 積み木やレゴなどのブロック遊びを させる事が、数学の能力をつける事に 繋がるのではと言う事です。
真新しくもなんでもない
「水飲みダイエット」。
何度か話題になったことがあるので、
中には試したことがあるという方
いるかもしれません。
この水飲みダイエットの効果の程が
科学者らによって証明され、
再び注目を集めています。
米バージニア工科大学の
ブレンダ・デヴィ教授と
独シャリテ大学病院の
レベッカ・マッケルバウアー女史らが
おこなった研究では、
過去に実施された11の水とダイエット
に関する実験を分析しました。
その結果、食事の前にコップ2杯の水を
飲んでいた人は、そうでない人と比べて
摂取カロリーが著しく減っていることが
わかったそうです。
これは、水に空腹感を抑制し、
ドカ食いを抑えてくれるからだと
考えられるということです。
またこれまでには、ダイエット中に
1日1リットル以上の水を摂取していた人は、
1リットル以下だった人よりも
体重が減りやすいとの調査結果も報告されています。
なお、マッケルバウアー女史によれば、
水には熱を発生させる効果があり、
水を飲むだけでカロリーの消費が
促進される可能性も考えられるそうです。
ちなみに1日の水の摂取目安は
2.5リットルとされています。
これは、食べ物や水以外の飲み物などの
水分量を全て含めた合計の数値であるため、
決して水だけを飲み過ぎないよう
注意がひつようです。
子供は、親や周りの人のまねをします。
だから、子供の姿を見て、
自分自身を戒める必要もあるかも知れません。
ある愛用者のお子さんが3歳ぐらいの時に
おばちゃんが良く歌っている美空ひばりの歌を
あまりに上手に歌うので
びっくりしたことがあります。
さて、こちらは、1歳の男の子が
お父さんがギターを弾きながら歌うのをまねて
一生懸命歌っている映像です。
どもの丈夫な骨作りのためには、
カルシウムが豊富な牛乳などの
乳製品を与えることが大事だと
言われてきました。
しかし、米ワシントンで開催された
Pediatric Academic Societiesの年次総会で、
マグネシウムを豊富に含むアーモンドや
カボチャの種、サーモンなどの食品の方が
骨を形成する際に重要な役割を果たす
という研究結果が発表されました。
研究を率いた
スティーブン・エイブラムス小児科学教授は
「様々な栄養素が子どもの骨の形成には重要だが、
その中の一つがマグネシウムであることが
分かった。カルシウムも確かに大切だが、
極端に乳製品の摂取量が少ない子どもを除けば、
マグネシウム程重要ではない」
と語っています。
双子の赤ちゃんが、お父さんのギターに合わせて
体を揺らしながら踊っている動画がありました。
息がぴったりで、笑顔がとてもかわいいです。
双子の赤ちゃんダンス
4つ子の赤ちゃんが、お父さんの「べろべろばー」
に、一斉に大喜び!
かわいいけど、お父さん、たいへんそう・・・。
4つ子の赤ちゃん
イギリスの主要な病院で
喘息や気管支炎、肺気腫などを患う
患者の肺機能の向上に、
「歌う治療」が、
取り入れられてきているそうです。
ロイヤルブロンプトン病院の
ワークショップでは歌うことを通じて
腹筋の上手な使い方を教えています。
正しい音を出すための指導は
同時に吐息を長引かせ、
体内により酸素を巡らせる効果を
担っていると言う事です。
病院が行った研究では、
歌うセラピーを毎週行ったグループと、
通常の治療を受け歌の代わりに
映画を見たグループを比較し、
それぞれに生活の質の変化を尋ねたところ、
前者に顕著な改善が見られたということです。
ただし、専門家の指導なしには
事態を悪化させてしまう場合があるそうです。
先進国では近視になる人が増えています。
アメリカでは1970年以来、
65%の増加だそうです。
近視は遺伝も関係しますが、
最近行われた2つの研究により、
環境、とりわけ太陽を浴びる時間が
大きく関係していること、
外で過ごす時間が多い子どもは
近視になりにくい、
あるいは症状が進みにくいことが分かりました。
近視は、眼軸長と呼ばれる
角膜から網膜までの距離が
伸びることによって生じる症状です。
英国で、1型糖尿病を患っている6歳の女の子の
血糖値が高くなった時の臭いを嗅ぎ分けて、
異変に気付くと、すぐに知らせてくれる
救命犬が話題になっています。
女の子は、3歳の頃、大量に甘いものや
ジュースを欲しては、トイレに駆け込む
という異常な行動を起こし、
体内でインスリンが分泌されない
1型糖尿病と診断されました。
その後、一日に何度も指に針を刺して、
血糖値を測り、インスリンの注射を
打つという治療を続けていました。
泣いて嫌がる3歳の娘を押さえつけて、
対処しなくてはならない母親にとっても
辛い日々でした。
そんな時、特定の病気の患者の生活や
独立を支援するために犬の訓練を行っている
慈善団体の存在を知ったそうです。
アメリカでは公立学校の教育費が削減され、
音楽、体育、美術の授業が
削減される状態だそうです。
体育は選択制になり、
学校によっては授業を行わず、
その分の時間を国語や算数に
当てている場合も多いのだとか。
その様な学習状態の中、
ネブラスカ州のリンカーン市の
非営利団体の代表と、
複数の公立学校等の研究者が共同で、
市内の公立学校4年生から8年生を対象に、
2010年から2011年の行われた
標準テスト(算数と国語)の点数と、
有酸素運動への適応度および
肥満度指数(BMI)との関係を
調査・分析しました。
その結果、有酸素運動への適応度が高く、
体力のある子どものほうが、
そうではない子どもより
標準テストで合格点を獲得する確率が
2.2倍から2.4倍高くなることが
分かったそうです。
これは体育を削って
算数や国語の授業を増やしても
逆効果に成りかねないことを
示唆しているそうです。
この結果を受け、これまで削っていた
「休み時間」を復活させた学校も
あるのだとか。
子どものころから運動を習慣化することで、
鬱病やアルツハイマー等の精神疾患の
予防にもつながるそうですよ。
英科学者が学術誌に寄せた調査結果によると、
カラーリング剤の成分を分析したところ、
市販の染毛剤とヘアサロンなどで
使われる薬品の両方から、
健康に害のある化学物質が
検出されたそうです。
これらは、タバコの煙や
空気中のほかの汚染物質に反応し、
発がん性物質として知られる
N-ニトロソアミンを作り出すのだとか。
N-ニトロソアミンは
化粧品等への使用が禁止されていますが、
前出の科学者によれば、
例え薬品自体に含まれていなくても、
空気中に飛び交う汚染物質との化学反応によって
簡単に生成されてしまうというのです。
染毛剤はこれまでにも、
乳がんや膀胱がん、
子宮がんなどさまざまながんとの
因果関係が囁かれてきました。
また癌以外にも、カラーリング剤に含まれる
化学薬品により、死をもたらしかねないような
アレルギー症状を発症した例もあるだけでなく
カラーリング後、死に至ったケースも報告されています。
調査を主導した教授は、
「現段階では、こういったカラーリング剤から
どれほどの量のN-ニトロソアミンが
生成されるかははっきりとはわからない。
しかし、人体に影響を及ぼしかねない
危険性があることは事実だ」
と警鐘を鳴らしています。
経皮吸収の恐ろしさ
様々な理由で、なかなか妊娠に気付かない 女性もいます。 450分の1の妊娠は6カ月を過ぎるまで気づかず、 さらに2500分の1は出産当日まで 妊婦である、とすら認識していないそうです。 先週ミシガン州での出来事は、 この2500分の1に相当する出産でした。 母親となったリンダ・アクレーさん(44)は 2年前に大病を患い、生還したのが 奇跡と言われました。 結婚24年となる夫との間に子どもはなく、 病後の妊娠出産は不可能と思っていたそうです。 ある朝、お腹が腫れる感覚があり、リンダさんは ヘルニアに違いないと病院に行き、 そこで初めて妊娠していることを知ったのだとか。 すでに月満ちていることが判明し、 急遽帝王切開を行い、その日の夜遅くに 4500グラムを越える女児が無事誕生しました。 三日後、母子ともに健康で、退院したそうです。 妊娠出産のニュースを家族や友人達は ジョークだと思いなかなか信じなかったのだとか。 思いがけず、そして、溢れんばかりの祝福を 受けてこの世に誕生した赤ちゃんは キンバリーと名付けられたそうです。
ベトナムでは生後9か月頃から、 親が口笛を吹いて赤ちゃんに トイレに行くよう促すのが当たり前だそうです。 ちなみに9か月だと言葉はおろか、 歩くのさえままならない子が 大半という時期です。 しかし驚くべきことに、 赤ちゃんはママの吹く口笛に誘われてきちんと 便器に座って用を足すのだとか。 スウェーデンの研究チームの論文では、 ベトナムの家庭では赤ちゃんが生まれたときから、 ママが口笛を吹いておしっこやウンチのときを 教えているのだそうです。 そうすると9か月になる頃には、 口笛をトイレに行く合図だと認識し トイレに座って用を足すように なると言う事です。 欧米ではトイレトレーニングの開始年齢が どんどん遅くなっていく中、 1歳前の完了を目指すベトナム流トレーニングは 注目を集めそうです。
赤ちゃんはかわいいですね。 その赤ちゃんに、引っ張られ、のっかからても 動じない猫、流石です。 赤ちゃんの純粋さが、動物達にも伝わるのでしょうか。
新学期が始まり、心新たにしている子供達も 多い事と思います。 ピカピカの一年生は、どんなにこの日を 指折り数えて待ったことでしょうか。 また、来年の受験まで1年を切った学生さんにとっては 正念場です。 それぞれが、悔いのない、充実した一年間を 過ごせることを願っています。 一年生になったら
赤ちゃんの笑い声や笑顔って、かわいいですね。 あまり身近で見られないので、 動画で見つけてみました。 ちょっと、幸せな気分になりますね。